週刊少年チャンピオン2018年10号

○付録に浜岡賢次高橋ヒロシによる相互作品コラボポスター。高橋ヒロシドカベン刃牙でも記念号要員だな。

○連載作家によるイラスト寄稿。自作品あわせで増田英二のベム、板垣巴留のハッチあたりはいいとして、森田将文の危機、中村勇志のペコは変わった所ついてきた。板垣恵介の垣、桜井のりおの勇はわかってる感。重本ハジメの美女化した仁ママは一体(ちゃんと仁犬までいるし)。

○新シリーズのタイトル公募企画。締切から1カ月後には新連載、て早いなおい。

浜岡賢次高橋ヒロシの対談掲載。クローズからWORSTの間が気が気じゃなかった、てQP連載やサンデーで読み切り出してた時期か。

浜岡賢次の歴代担当11人座談会という謎企画。初代担当の樋口氏の名前はどっかで読んだな。小林よしのりがデビュー前から才能かってたというエピソードはおもしろい。晴郎のモデル編集者は確かに似てるが、これで似顔絵10個しか出てないのは悲しい。あと元秋田書店社員・コミックビーム編集総長の奥村氏も語ってたような話がここでも。






浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/全選手入場ネタ、てちょっと前に吸死でやってて、それに対して俺も浦安の場合とは異なり、みたいな感想書いたばかりなんだけども。今号掲載のお祝いイラスト描いてた盆ノ木先生が、昔の浦安は記念回でこんなのやってたな、という連想からのあのネタ、とかだろうか。/ともあれ今回は、初代でやってた○○回記念=選手入場ネタ前提なので、重ねてさらにずらしてとだいぶねじれてる印象。ここはもう観客席のモブ空間に着目して、まんま刃牙たるストレートぶりで笑っておく。狙撃手。/あと、全然覚えてなかったけど過去記事検索したら、浦安20周年号では10年後に続くオチ、刃牙25周年号では柳が登場した所で5年後に続くオチやってたらしい。そりゃ今回は「勝負ありッッ」で出オチ強制終了にもなるよ。

渡辺航弱虫ペダル』/勝っちゃうのか。真波のコメントが聞きたい。

板垣恵介刃牙道』/読み合いで勝てぬのならば、からめ手。前回、本部の語っていた刃牙像、遊ぶ・楽しむに通ずる戦法がこれってことか。つまり“刃牙道”であると。責務として戦った本部に語らせて、殺された烈と同様の武器ありルールで、義で動いた花山と同様に刀を投げつけて、その上を遊ぶと。

増田英二『週刊少年ハチ』/これも精神的にはタイマンはったらダチ!展開か。二人とも挑戦者の立場であり、ライバルかつ同志。今時分のマンガ学校はデジタル作画の指導についてはどうなってるんだろう。己の読み方を他人に左右されるのはよくないですねえ、ましてや集団内での承認やポジショニング前提になっちまったら。

板垣巴留BEASTARS』/おのろけもまた胆力、高木さん的な(?)。肉食としての武器よりも精神的適応をとる身体、とこれは進化なのだろうか。すごいね人体メソッドか。

●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/力こそが正義、て大体いつもそうだな。

桜井のりお『ロロッロ!』/内面なくてセリフで幻惑、とまた厄介そうな新キャラ。オチもだが柱アオリもひどい(正しいけど)。

平川哲弘『ヒマワリ』/ベタだなあ、だがそれがいい

水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/静のどアホ、動のうおおおお(162)。
 
荒達哉『ハリガネサービス』/以前の感想で交通事故後に大食いに目覚めた人のこと触れたけどさあ、シラフでやんのかい。主人公も頭打って止まった時の世界に入門するしかないですね、はい。

佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/純粋なバトルの世界には相手しかいらないんだよなあ。滅びの美学に近いんだけども。

●重本ハジメ『逆襲インフェルノ』/主人公格三人、見得切ってそろい踏み。いい絵面だ。

●瀬口忍『囚人リク』/ふり上げた拳は、はたして。残り2話。

小沢としお『Gメン』/因縁の相手を殴り飛ばして決着、はいいんだけども、リクの葛藤とのギャップでちょっと笑ってしまった。そんで警察オチかい。

森田将文『出陣★昆虫武将チョウソカベ!』/いい嫁さんじゃないか…。これは強い目標だわ。

石黒正数木曜日のフルット』/このシリーズの造形はちょっとBEASTARS入ってる気がする。色恋が軸だし。