週刊少年チャンピオン2017年27号

※先週号です。



浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/母の日ネタでエア肩揉み、と字面的にダメである。そこが絵面的には刃牙パロでおもしろい。
●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/AVネタも往年のこち亀では結構やってたんだがなあ、今やガジェットとしての破壊力ではなく、ジャンルどうこうってネタにしなきゃならない辺りが描き手の意識の時代性っつうか。動物ポルノネタはターちゃんのエテ公でもあったが、ジョンは手届かないだろ(マジツッコミ)。
板垣巴留BEASTARS』/整形、その手があったか。偽善の握手と怒りのこぶし。感情ぶつけるべき時はきっちり暴力で、だからこそ真である。
荒達哉『ハリガネサービス』/意味がわからないよ。弱ペダのモブレベルの自己満足感。
●瀬口忍『囚人リク』/脱獄というより最終決戦の地になりそう。最後のコマは沢田ずれてる&ちゃんと内海もいるのね。
●吉住ケンタ『ひとみちゃん、まじまじ』/読み切り。エロマンガだったら、てのはさんざん言われてるんだろうな。最近幼なじみラブコメ多いよ、しかし。
佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/一線を越えてしまうか。
福地カミオ『猫神じゃらし!』/仲良くなってもマッドサイエンティストとしてつき合わされる、というのも妙な空間。構図の見映えが工夫されている。パンチラありなんだ。
●古川一・白土悠介『虚ろう君と』/作画の人は中山敦支のアシスタント出身だそうだが、まあ露骨だな。
●掛丸翔『少年ラケット』/戦略の多さに相対する、一つのスタイルを貫いてきた者。内語変わるのはどうなんだろう。
石黒正数木曜日のフルット』/客観視という形ではあるのか、いやいや。


  • 編集後記にて、新編集長・武川氏からの挨拶文。