週刊少年チャンピオン2017年15号

※3月9日発売号。



石黒正数木曜日のフルット』/単行本発売記念2本立て。地口、からの重ねオチ。
●中村勇志『六道の悪女たち』/そこでの味方アピールまで目算に入れてる可能性もないではないが、わりとピュアだからね、この作品の不良は。
渡辺航弱虫ペダル』/計算高いかと思わせて無茶苦茶なこと言い出すという、やっぱりみなさんジャンキー感ある。
板垣恵介刃牙道』/そもそも本部が言ってた「守護る」とは意味違うような。警察もすでに復讐者という意味付けかしらん。
佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/升席かあ。毘沙門と白雲、相手側も対照的なキャラクターなのだな。
浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/ヤニーズ。背景がつながっていて長州力漫符ネタ、と言えるだろうか。
荒達哉『ハリガネサービス』/先生役立たねえ…。
●ニャロメロン『ベルリンは鐘 ヤッホー!』/身体検査ネタだが、異形空間ゆえに。
サイプレス上野・陸井栄史『サウエとラップ〜自由形〜』/やはり(ゲストとなる)現実のラッパーの地位が、作中のキャラクターの扱いにも通じるんだろうか。
●瀬口忍『囚人リク』/選択。
●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/ダンジョン飯ネタかな。経口で味変わるのかよ、という点は吸血鬼すぐ蘇生する世界観だからSFうんたら。
板垣巴留BEASTARS』/笹しか食べないから絶滅に向かっている動物、とも言えるのだが。実際、殺人(小動物殺害)で性的に興奮するのをポルノで興奮するよう矯正、というのは心理療法としてあるわけで。種を越え、分類上では同じだからこその、闘う同志。
小沢としお『Gメン』/お前がやっちまうんかい。
●水森崇史『ファインプレー!』/集中新連載。腐女子ならこういうのでもアリなのか。
●山田胡瓜『AIの遺電子』/脳に支配されるのはそりゃSFだけども、どうもこの作品だとその点は棚上げに終わってしまうな。
福地カミオ『猫神じゃらし!』/フレンズだね、すごーい!多人数いる一つのコマ内で、構図によりちゃんと違う時間の流れ表現できてるのがよい。神通力こええな、しかし。
●掛丸翔『少年ラケット』/認め合い。真っ白に燃えつき…てはいかんのだが、まだ。


  • インタビューは、遠藤正二朗脚本ゲーム「アイドルデスゲームTV」に対する真摯なレビューを書いてくれた男色ディーノ氏。