週刊少年チャンピオン2017年11号

  • グラビアが『六道の悪女たち』コラボ。マンガの方でもいずれ水着回あるんだろうね。

●中村勇志『六道の悪女たち』/カラー見開きで得物持ってるのが女性陣だけという。冒頭は日常コメディ、こわい。乱奈は因縁設定あるから展開的に関わらせなかったのか。
渡辺航弱虫ペダル』/小鞠的には疲弊しきった筋肉もありなんだろうか。今年は呉南も乗せられている側ではあるのだが。
●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/縦セタ人妻回(おい)。まあ可愛らしいけど、少年読者向けじゃねえよな。
板垣恵介刃牙道』/水切ってますよアイツ!て、とんちじゃないんだからさ。
福地カミオ『猫神じゃらし!』/友チョコ。考えたら(性的存在としての)男はいないんだよな、この世界。平和な空間、かわいいオチ。場面転換の間の見せ方がいい。
●浦田カズヒロ『JIMBA』/新連載。異色競馬マンガ、はまあいいけど、シチュエーションギャグなのか、競馬ものとして見せたい物語あるのか、まだちょっとわからん。
浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/女子にプロレス技って、一応時事ネタなんだろうか。そこからバレンタインネタで、あらあらちょっとラブコメっぽい雰囲気からの、バイオレンスオチという子供空間。ハルク・ホーガンの名前出てくるのも20年以上小学生やってるからでの。
荒達哉『ハリガネサービス』/ついに全国進出、とこれだけチート押しのあげく言われても。双子のカウンセリングは再戦時に持ち越しかな。
安部真弘『あつまれ!ふしぎ研究部』/新キャラ・女教師。「この人超天然だ!」て、逆にこの作品世界のどこかには、知性や理性が存在するんですかね(真顔)。
●陸井栄史(監修・サイプレス上野)『サウスとラップ〜自由形〜』/新キャラ・黒ギャル。キャラクターの関係性は前作とほぼ変わらんな。
佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/握れば拳、開けば掌。嫌いの中には好きがあるって、プリパラでも言ってた!
水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/最終戦はいきなり裏をかいてのブラフから。作者の気合いは感じる。
板垣巴留BEASTARS』/この辺の話は、今や移民問題の方を重ねて読んじゃう面はある。ダークサイドも担保された世界か。じつわたにおける学園もの空間とはまた異相である。
●瀬口忍『囚人リク』/腹に物入れるのは大事ですよ。
小沢としお『Gメン』/こっちの不良マンガも(未登場)ヒロインの因縁どうこうって話か。
●掛丸翔『少年ラケット』/奥の手は使いどころが重要。
増田英二『実は私は』/校長!校長!!!悲劇のエピソードとしてあった未来編(パラレル)も過去編も、ハッピーエンドに組み込まれたか。作者も過去にインタビューで、校長出してから作品が変わった、という発言はしていたが、つまり今回に集約されるテーマも、作者自身描きながら見出だした内実だと思われる。だからこその熱と切実さ、それを語る意志にあてられた、いち読者として惚れた、その姿勢に信を置いて読んできて本当よかった、と第1話からこれまで連載で追ってきた身として、すごく感じます。次回最終回。
石黒正数木曜日のフルット』/見てるものが違う、ホラーだな。柱の「登場するたび、ネットがざわつきます(笑)」はうぜえよ、一人で読ませろよ。