週刊少年チャンピオン2017年10号

  • 付録冊子、そういえばドカベン1巻から出てるのは山田と岩鬼だけなんだな。

水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/シリーズ最終戦開幕。でも優勝チームはメジャーと戦う、と以前言ってたんだが(5年半前)。キャラ紹介コーナー、大楽は負かされ役出自なのか。
渡辺航弱虫ペダル』/意外や、モブが善戦!利用する側の御堂筋は、信頼というより勝利の魔力を知ってるってことなんだろうけど。
福地カミオ『猫神じゃらし!』/猫好きは怖い所あるよね…(小声)。普通の猫が中心の会話劇は、各々リアクション大きめ。テンポと構図の切り返しがおもしろい。
浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/何年ぶりだよ松五郎(老いたな…)って感じだが、流血展開ないのがさらに衝撃だよ。なんかかわいく終わってるし。
荒達哉『ハリガネサービス』/サーカス対決。
佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/ここで常松編か。毘沙門天は無垢のまま強くなってしまった、て話かな。
●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/アラクネじゃねーか!なんでも吸血鬼世界か、まあ。珍しくシリアスノリで、笑いもコメディの味として。先週から軌道修正入ってる?
●鈴木竜太『にんにんっ』/集中新連載。妊婦設定前提の忍者ヒロインギャグ…チャンピオンだな。ネタは結構笑った。
●瀬口忍『囚人リク』/裏の裏。かけられた疑いも利用して脱獄進行中。
板垣巴留BEASTARS』/あるメンドリの挿話。食べられるのではなく、食べさせる誇りと。初掲載時の連続短編構成もだったが、世界観に沿いつつ読者をざわつかせ、共感させる上手い掌編。
車田正美聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』/心理療法でした、おい。いよいよ蛇遣座が〜休載、て何回目だよもう。
カプコン芹沢直樹バイオハザード〜ヘヴンリーアイランド〜』/最終回。サービスサービス(違う)。
●掛丸翔『少年ラケット』/これも読者の視線誘導を意識した、コマ構成のできている作品。
増田英二『実は私は』/卒業式の朝。前作最終回は卒業式に遅刻だっけ。先生の言葉は、他のヤツがいた、というその存在を希望とするのがよくて。各々が出会った者もまたワンオブゼムである、その価値はモブの中にありえる、というおはなしとしての開き方。それは本作クライマックスの、人外も普通にいる、という世界の許容のカタルシスとも通ずるし、だからこその希望なわけだ。主人公と男友達の背中、ヒロインと女友達の笑顔、とこの対比は好きだな。像としては先生の話をはさんで、作中時間以前からの関係と作中で芽生えた関係、これまでとこれから。
木佐貫卓『マル勇 九ノ島さん』/最終回。何がどうしてこの終わり方なのか、よくわからん。この前の読み切り『SHY』もだけれど、アマチュア臭に居直ってしまうことの頭打ち感というか、アンソロジーコミック的な体裁でしか物語を提示できない不自由というか、私にはそれらがすごく違和感として映る。まあ見方の選択肢が古いし狭い、と言われれば否定はしない。


  • いい加減、予告で円山晃の名前見て、杉浦洸かと一瞬楽しみにするのをやめたい。
  • 月刊チャンピオン広告の絵が女の子キャラばかりだ…一体何が…。
  • 表3広告はHKT48のソシャゲ、表4広告はグラブルの巨乳三姉妹。