週刊少年チャンピオン2016年34号

佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/巻頭カラー。自分の土俵に持ち込む為、体ごとぶつかっていく。比喩じゃなく。
荒達哉『ハリガネサービス』/拳切断された腕で殴るタイプだな、こりゃ。
渡辺航弱虫ペダル』/覚醒の今泉。杉元も熱いね。
板垣恵介刃牙道』/肉は刀を止めるから斬るなら肉の薄い角を、て何がなんだか。痛そうだけど。
●瀬口忍『囚人リク』/周龍の顔の腫れがひいた、のはともかく。合流できぬままに出立か。不安が煽られる。
●松尾あき『あしたもたぶん会いにいく』/集中新連載。『からかい上手の高木さん』もチャンピオンでやるとこうなっちゃうという、いやいや。キャラの絵に味ある。
●山田胡瓜『AIの遺電子』/同性愛で苦悩って、そもそもなんでヒューマノイドに性差なんて概念持ち込んで、わざわざ禁忌として認識させてるんだよ、て話でさあ…。/こうしてぼやきツッコミノリで書きでもしないと、真面目に考えたら怒りしかわかないので、今回は。
福地カミオ『猫神じゃらし!』/センターカラー。お社の中まで入るのが土着性。そういえば、こまりの生活もいまだ謎に包まれてはいるのか。
●掛丸翔『少年ラケット』/人間関係のフォローは大事。あと納豆のうまい食べ方は見せてください。露骨な悪役顔の出番は他校にて。
増田英二『実は私は』/二人で遊園地も3回目、でも恋人として来るのは初めてか。その歩みあっての幸福な日常と、近づきつつある変貌。崩れてしまった光景から始まり、それに重ねて閉めるのはね。最後のこれもギャグパートならごまかせそうだが、対比として出されてしまうと。
●佐藤ショーキ『アイシテルの視線』/読み切り。視線が見えるといえば、半田溶助女狩り(ひどい例)。結局見られる相手次第ってことだ。田中ユタカの某作思い出したり、げふんげふん。
架神恭介渡辺義彦『放課後ウィザード倶楽部』/アイテム売買はソシャゲでも重要だからな。プレイヤーへの依頼はMMOらしさか。
小沢としお『Gメン』/ささやかな幸せから一転。つらい…。
藤田勇利亜『ミドリノユーグレ』/顔芸は大事だよ、うん。
●鈴木優太『正義の殺人鬼』/ジョジョっぽくはないが、テーマ的にはデッドマンズQに近かったのかなあと。次回最終回。
石黒正数木曜日のフルット』/地味にホラーである。が、タイトルカット的には赤塚風ギャグ?