週刊少年チャンピオン2016年12号

佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/巻頭カラー。復活をあらわす見開き二つ、心象風景とトンパチぶりの回帰と。いい笑顔達だ。
板垣恵介刃牙道』/勇次郎の場合、決着時には重態か殺ってるかだしなあ。巨大生物ネタも久々か。
安部真弘侵略!イカ娘』/ついに夏休みが終わる…。次回最終回。
●村岡ユウ『ヴィジランテ』/集中新連載。柔道からの導入、でSFバトル。体術メインだったりするのかな。
増田英二『実は私は』/鳴ちゃんできた子だ…さすがあの主人公の妹というべきか。岡も晴れてこの世界の住人だな、よかったよかった。結果は問わぬ、その精神あればこそ。
●瀬口忍『囚人リク』/布団に寝れない、という自責の念抱いてしまう人は実際いるそうですが。悪い笑顔だ。
浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/フグ仁。この二人の行脚は毎回構成凝ってる印象、ダウナーコンビだし。オチのくだらなさに吹く、一応春巻救われてんだよな。
●掛丸翔『少年ラケット』/はっはっは、女絡みの恨みか。この筆致だとカラッと健全でよい。
●鈴木優太『正義の殺人鬼』/サクサク死んでいくなあ、どこ向かってるんだろう。
●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/みつどもえに出てくるからって一般的な品物でもないと思うぞ、豊胸マシン。
小沢としお『Gメン』/扉絵になんだか鴨川つばめテイストを感じる。こっちも女をめぐるいさかい、コミカルだけど。
●角光『ニコべん!』/この善良主人公造型で成績悪いって珍しい気も。合宿編、て妄想役お前かよ。
●山田胡瓜『AIの遺電子』/これでペットロボの方はガジェットでしかないのがどうもなじめんのよね。死も本来なら老化もない世界で、時間経過を軸にしたメロドラマは割り切りもなかなかなあ。
木々津克久『兄妹 少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿』/生と死の間で。前作が人間心理に寄った分のカウンターともいえるかな。次回最終回。
石黒正数木曜日のフルット』/イマジネーションの食い物ネタって、浦安の垣ママの方が刃牙に先行してるんだよね。


  • 次号、『実は私は』&『吸血鬼すぐ死ぬ』コラボ読み切り掲載。

※基本、批判しか浮かばないなら作品への言及自体避ける当ブログの感想記事ですが、『AIの遺電子』についてはその読者の俺との合わなさこそがセンスだと認めるゆえに、しばしば否定まじりの言及となる旨ご理解いただきたいと言い訳。本当に魅力ない作品はガン無視ですから。