週刊少年チャンピオン2016年9号

●鈴木優太『正義の殺人鬼』/新連載。わけのわからぬままに極限状況。過剰にペン走ってる感は割と好き。
板垣恵介刃牙道』/刃物対歯者と。
安部真弘侵略!イカ娘』/よかったね。この作劇が成立するゆるさも力だわな。
増田英二『実は私は』/別れが近づく季節。特別な存在だからこそ悲しみの源であり、救うことも叶わぬのであり。名字の件からすると岡に芽はないはずだが、校長が秘密にさせてるからにはオチつくな、こりゃ。
佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/らしくない、という物言いであらわされる熱さ。それを丁寧に立てる背景語りなんだよな。よい。
水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/なんか殿馬の秘打攻防もひさびさな気がする。花(by山田)。
●瀬口忍『囚人リク』/別の道を行くか。いい顔と手だ。そしてゆるんだブリーフを押さえているのもいい所。
●掛丸翔『少年ラケット』/かつての研鑽が今、別の道を切り開く。熱い。
●山田胡瓜『AIの遺電子』/寓話的変化ものといいますか。しかし世の中には筒状ロボットと恋愛してセックスにまで至るエロゲーもあるからな(おそらく一本だけ)。
小沢としお『Gメン』/楽しいんだが、今回のじつわたと並ぶとシリアスづいちゃってね…。
木々津克久『兄妹 少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿』/そこで殺人告白は律儀すぎるのでは。五人それぞれ因縁あるのかな。緑川ちゃんの帽子が脱げた!(顔は見せない)
●松本豊『スメラギドレッサーズ』/“元の姿”の二人が並ぶのは背中からで一コマなのね。いい図だ。
石黒正数木曜日のフルット』/異常さ盛り立ててスコッと風景オチ。そういう人もいたんだ…。


  • どこでも真島システム…。