週刊少年チャンピオン2016年6号

  • 新年1号目。
  • 表紙カットの小鉄は袴姿、正装なんだな。右下扱いだけど。(再掲載?)
  • 複製原画プレゼントは写植入りと手書きセリフのものが混在してますけど、後者の方がうれしいんじゃないかな。

浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/刃牙ネタ。冒頭のお年玉に笑う、垣ママわりと優しいしな。母子そろってあかねに敗北か…。なんか今回、パロディメインにしてはロングショット目立つ気して違和感あるんだが、あらたな描法の過程かしらん。
板垣恵介刃牙道』/勇次郎と武蔵につけられた傷跡が箔付けにあたるんでしょうな。
渡辺航弱虫ペダル』/常勝の覚悟、てのはまあわかる。で、泉田にとっては昨年のスプリント勝負のリフレインで何が起きるのか、て話でしょうな。
●山田胡瓜『AIの遺電子』/外野の感傷、いわば読者という存在もエゴは原罪ですからな。
●掛丸翔『少年ラケット』/いや、この内容でそのサブタイトルはどうよ。キャラの内実としては人事を尽くして天命を待つ、てことではあろうが。
佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/背景語られた上で見せる気迫はやはりよい。ここではさらに、らしくなさというドラマとその上での手練れぶりと。
●瀬口忍『囚人リク』/ある種メインルートから外れたサブ部分だからこその鬱屈とあがきの重みか。
●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/吸血鬼一族新年会潜入、てじつわたみたいなノリ。赤い飲み物入りのグラスはあっても食べ物はないのね。
増田英二『実は私は』/センターカラー。扉絵からの単行本表紙採用は初か。これ恋愛マンガではなくバトル漫画、タイマンはったらダチ!フォーマットだろ。はやしたてるヒロイン達にとっても憧れの光景なんでしょうな、これが。
小沢としお『Gメン』/見せないことで想像かき立てるというね、泣き笑いだなもう。瀬名はニクい奴だなあ、なぜ今回のじつわたと並べて載せたし。
木々津克久『兄妹 少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿』/お、バラしちゃうのか。悩める主人公も一つ話の軸だっただけによいカタルシス、戦隊ヒーロー色集合。青の言う信じるか否かって話も、この世界の超存在によるデフォルメ作用と関わる内容ではあるか。
●松本豊『スメラギドレッサーズ』/この二重人格設定については正直ベタだなーと思っていたわけだが、バトル前から存在を知っていた、受け入れた上での言葉だった、というわけか。上手い展開だわ。