週刊少年チャンピオン2015年52号

板垣恵介刃牙道』/横槍にも程がある。
佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/ここで昔の仲間を悪役にしないのが作家としての情なんだろうけど、それでも悲劇の未来しか見えないよなあ。
増田英二『実は私は』/悔いを残さない…食い残さない…すなわち大食いマンガ!(おい。)親父さんのシリアス面とその背景はわりと好きなんだが、一方先生はギャグ扱いで悪魔の血目覚めちゃってるじゃんよ。
荒達哉『ハリガネサービス』/楽しさが力に。新ハリガネにより決着。
●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/盛り上がって書いたけどつまんない、あるある。クリーチャー群の絵面つええな、フクマさん含め。
水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/このタイミングで地味キャラ押し、というのもセンスではある。
●瀬口忍『囚人リク』/ハイテク駕籠。死亡フラグとしか見えなくても自棄という状況にあっては気づけない、目をそらしてしまうか。
●掛丸翔『少年ラケット』/中二病、もとい中学生だからな。これが思春期で青春なのだよ。生徒にきちんと意図を伝える先生は健全だ。
●角光『ニコべん!』/なんだこの三角関係は。食うか食われるか。(そうじゃない)
細川雅巳『錻力のアーチスト』/みんなの思いを背負って、というイメージは定番だが、それがまとめて吹っ飛ばされるってのは斬新。そこからさらに生身の主人公が決めると。
●松本豊『スメラギドレッサーズ』/こっちがモノホンでゲス!
小沢としお『Gメン』/見た目は長渕で名前はジュリーパロ、それは覚えにくい。ひさびさにコメディパート入るか。
木々津克久『兄妹 少女探偵と幽霊警官』/幽霊の方がミスリード、とメタっぽい話でもあるな。ヒーロー然とした結末もふくめ。
●石坂リューダイ『羽恋らいおん』/最終回。題材上こう終わるか、「くそ〜〜」。明るいスポ根という姿勢はよかった。お疲れ様でした。
石黒正数木曜日のフルット』/生きるということは理不尽とのつき合いなのさ!


  • 永島慎二好きなのはいいけど、“今”、“そこ”を真似しちゃダメだろ、とこれは怒りでも笑いでもなく、悲しみとして思う。