週刊少年チャンピオン2015年30号

渡辺航弱虫ペダル』/主人公のレースへの感慨は、まんま作者の気持ちっぽい。お互い遅れる選手を抱えてのせめぎ合いになるかね。
浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/一日中走り回って遊べるって、すばらしいことなんだぜ…(ノスタルジー)。あ、作中でも妄想だった。
●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/連載化。設定は仕切り直しか。ハイテンションにつっ走ってるなぁ。
板垣恵介刃牙道』/ん?死んだの?
増田英二『実は私は』/これも前作同様、はたせなかった夢をめぐる物語になるのだろうか。後付けっぽい気もするけど。一枚絵扉は珍しい、というか白黒では初?
稲山覚也『TVアニメ『実は私は』アフレコレポート!!』/レポート漫画でひさびさの登場。空気清浄器。
佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/ひたむきさの生む力、その熱に感化される人々。みんなわかってるんだよね、その尊さは。
荒達哉『ハリガネサービス』/なによりバレエの人にはどんな勝負挑んだのか気になる。
●松本豊『スメラギドレッサーズ』/色々ずらして妙なちぐはぐ感は出てるんだけれども。
水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/バウンドボール、グワシィ(筆字)、で吹き飛ぶ仮面。直撃とか目にゴミでは作者のリアルにならないんでしょうな。
●瀬口忍『囚人リク』/冒頭の緊迫描写もいいんですが、その後の場面でリク・天野・史郎の背丈順の並びしつこく描かれるのがちょっとおもしろい。これ作者も楽しんで描いてると思うのよ。周龍は元々不屈さ、意地を買われて加入した身だしな。
●角光『ニコべん!』/入浴シーンその1。男だけど。今は孤立状態の主人公とヒロイン。前作も人の輪が広がる話ではあったけど、複数人の弁当作り出したら主人公倒れそう。
木々津克久『兄妹 少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿』/入浴シーンその2。なんと見開き!都市伝説な粛正組織ねぇ。悲劇の運命匂わせてからの、この真摯な光景という救いはよい。
●石坂リューダイ『羽恋らいおん』/お、集中連載のキャラ登場。いずれ交錯するのかな。
●櫻井あつひと『辻浦さんとチュパカブラ』/なんだ、この幕間は。以前の退場時、二度と現れなかった、とか書かれてませんでしたっけ。
小沢としお『Gメン』/酒と女教師その2。(もちろんその1はじつわた。)こういう領域には主人公もどう踏み込むのかね。悪役は俗っぽさがまた怖い。
細川雅巳『錻力のアーチスト』/腐女子も女子もうざったい(素)。今時分ホモソーシャルな舞台で物語描くのはやっぱりしんどいのかねぇ。