別冊少年チャンピオン2015年2月号

高橋ヒロシ平川哲弘武藤将吾・水島力也『クローズZERO鈴蘭×鳳仙』/ここで負けを認める潔さは上に立つ身として正しいだろう。まあこのまま終わるわけないんだけど。
佐藤健太郎魔法少女・オブ・ジ・エンド』/第2章開始。前章からの登場人物の姿もちらつきますが、未来編の方が前日譚にあたるわけよね。悪役がどこから生まれたか、て話になるのか。結局、旦那NTR
ルノアール兄弟『少女聖典ベスケ・デス・ケベス』/長期連載によるバトル漫画化は必然なのか…てなんだこれ。

渡辺航弱虫ペダル SPARE BIKE』/冒頭だけでずらしオチきまってんな。石垣も小者(あくまで他と比較した場合)ならではの罪深さと言いますか。
●『まじくるもやくるコダマさん』/読み切り。不憫系ヒロインなあ。個人的にくすぐりだけではピンとこないというか。
板垣恵介山内雪奈生『バキ外伝 疵面』/そういえば悪役側の強さも持って生まれたものなんだっけ。このマンガ的には正しい怪物合戦構図ですな。
●前原三十日『やさい学園』/くそたわけがあああ(byへうげもの)。飾り野菜目指すなら温室育ちにするべきでは…。
米原秀幸『サンセットローズ』/女だからといって神聖視するな、て話だよね。設定は微妙に魔法少女ジエンドとかぶるような。
桜井のりおみつどもえ』/一本目、荒ぶる吉岡さん。されるがままのひとはは諦観なんだか友情なんだか。年齢差の話題では哀愁に満ちたひとはの反応ですが、まあほら、ガラかめという先例が。(ダメじゃん。)みっちゃんの寝姿に反応するのは杉ちゃんだけと。/二本目、ひっでぇ。サクラサクラの口内発射で下ネタ魂に火をつけてしまったんだろうか。日本エレキテル連合もだけど、女性だからやれるネタって面はあるわな。
●野呂俊介『スピーシーズドメイン』/あー、えー、ごちそうさま。
猪原賽横島一『ガンロック』/バスカヴィル家オマージュは動物ネタの扱いが見せ所だな。感情のリンクもシステムに組み込まれてるんだろうか。
もりしげサクラサクラ』/センターカラー。ヒロインが下だけ脱いだ見開き絵、て少年誌的には珍しいかも。/浴衣夏祭りで接近赤面、いいムードで横槍、とラブコメの“お約束”できる関係性になれたと。新刊表紙の敷島さん、はっちゃけてんなあ。
車田正美手代木史織聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話外伝』/時間という要素も、作品的に一つ大きなテーマではある。
●根建飛鳥『REBOOT』/最終回。あのまま決着で戦いはこれからエンドか。いい熱さでした。お疲れさまでした。
●脇山樹人『ガウ君』/読み切り。かわいい絵で残酷な世界、てのは狙ってるんだろうか。画面構成身につけてどう伸びるかですな。
石黒正数『別冊木曜日のフルット』/艶笑の世界、かな。


  • 映画コラムは小沢としお、経歴インタビューは米原秀幸、スケジュールインタビューはとうじたつや。