週刊少年チャンピオン2015年2+3号

増田英二『実は私は』/巻頭カラーで三年生編突入。見開きは第一話のそれのリメイクですね。*1新キャラの姿もまた濃そう。/で、展開までリメイクしなくても、なのですがモリガンかもしれない。あと主人公とヒロインが完全にできあがってるかなーって。かなーって。
渡辺航弱虫ペダル』/競技外でまさかの自転車見せ場。アヤちゃんは驚き役。「速いよ 2人とも」という寒咲さんのセリフは、しみじみそうなんだよなあ、と。
板垣恵介刃牙道』/烈登場、てどっちにしろボクシング編投げっぱなしかよ!1コマだけ登場してるセコンドさんいいキャラだったし、これでお役御免てこたないよね?
佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/全身全霊の一撃。
沼田純『行徳の漫画家とイトの日記』/地味に重い…。同じ千葉でも浦安と行徳と松怒で異なるものだな。金属の棒は寄生獣ネタだったりするんだろうか。
●瀬口忍『囚人リク』/センターカラー扉、やっぱり5巻表紙の“夢”は印象的だったものなあ。仲間の心に火をつけるのが、この主人公の役割。
浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/ノムさんでクリスマスネタも定番だな、と思ってたら今回は割とスラップスティック。「あ〜ん」の連続コマ、カップリングの図はさておき、吹き出しとポージングによる視線誘導がすごい。
荒達哉『ハリガネサービス』/決着。メンタルが弱点なのはわかってますけど、これは。
阿部共実『死にたくなるしょうもない日々が死にたくなくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々』/出張読み切り。他我に自身を見たがる自意識と。かわいいキャラによるグロいビジュアルイメージも定番ですが、伊藤潤二あたりと比べて自作への距離感どんな感じなんでしょうな。
施川ユウキ『おかえりなさいサナギさん』/出張読み切り。6年前と変わらずいつも通り。私は酢めし疑獄派なのです。
●三谷知子『アルパカかあさん』/出張読み切り。チャンピオンに掲載するには異色すぎねえか、サザエさんみたいなノリ。一応キャラクター生かしたギャグではあるのか。
●ニャロメロン『ベルリンは鐘』/出張読み切り。なんかバカボン的な領域ですけど、人の形じゃないとエグ味も宿らないんだよなー。/とまあ、各作品3、4ページ掲載されてもなかなか反応に困る。
小沢としお『Gメン』/いやな闇だ。まだ瀬名は出さないのね。
●櫻井あつひと『辻浦さんとチュパカブラ』/なんかもうクロマティ高校みたいな世界観として見るべきだろうか。
木々津克久『兄妹 少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿』/「映画のシーン」として残るものかもなあ、と思ったら文庫版コミック広告掲載されてるわけですが。悪意の拡大って設定からすると、被害妄想から始まる被害者演技ってことですかね。
水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/例によって筆描きオノマトペ「あぁ〜あ」が好きです。空に浮かぶ他作品キャラ、「かの有名な」言われてもそれはわからんよ。
●中島こうき『極悪バンビーナ!』/え、これ計画成功じゃないの、と思う私は恋愛マンガ体験薄すぎだろうか。まだ洗練されてはいないが、表現を工夫しようとする姿勢が好ましい。吹き出しの文字列にオノマトペべた貼りとか、花火指さすページのコマ割りとか、おもしろい。
安部真弘侵略!イカ娘』/バチバチ復帰ネタ、というかみんな『りきじょ』読もうぜ。おばちゃん、そこは息子呼んでやれよ。
●天山まや『チカカラチカ』/13はスケコマシと。
石黒正数木曜日のフルット』/フルットでのサンタネタはだいたい犯罪臭とワンセットぽいな。サンタモニカ。


*1:←第一話巻頭カラー見開き。