週刊少年チャンピオン2014年50号

  • 背表紙の弱虫ペダルキャラ登場、主人公チームで終わりじゃないのな。
  • 表紙は鯉太郎と刃牙刃牙も力士ポーズ!

佐藤タカヒロ『鮫島、最後の十五日』/新連載。おそらくはシリーズ最終章の、最期を匂わせてからの始まり。先日のフィギュアスケートの件もありましたが、バトル漫画の文脈はまた別だし、そもそも大相撲の興行が特殊な形態なのよね。この手の物語の定型としてある選ばれし“天才”ではない、だからこそ燃え続け火を点してきた男の姿。
板垣恵介刃牙道』/うわー、武蔵さんKY。
浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/箱を開封する際の「パカ」「ぺら」が巧い。

安部真弘侵略!イカ娘』/ここに来て渚の一皮むけたキレキャラ感。
●中島こうき『極悪バンビーナ!』/センターカラー扉絵、誰だコイツと思ったら。ラストのコマはちょい悪(あく)。
●瀬口忍『囚人リク』/溜めで描く別れからの疾走、で、ここでくるかあ。
沼田純『行徳の漫画家とイトの日記』/人間観察記になるのね。
増田英二『実は私は』/おい>オチ。内容的にちょこちょこ前作の思い出が重なる。銀髪メガネの銀さんに黒電話が似合うのは、カラーリング的におばあちゃ、げふんげふん。
荒達哉『ハリガネサービス』/好きこそものの上手なれ。このリベロと主人公の戦いか。
水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/あっさり2週で終わった消化試合の“現実”描写に対し、ラスト5ページで飛び回る選手たち(車ふくむ)の楽しそうなこと。やっぱり「おはなし」の領域でこそペンが走りまくるんだよな。選手名鑑復活希望。/今後マンガ誌の予告で「旭日小綬章受勲記念」というアオリを見る機会はあるのだろうか、むしろ増えるのだろうか。
平川哲弘『クローバー』/一人裏切られた身とチームで裏切られた身、という闘いかね。
●村岡ユウ『ウチコミ!!』/双方ゆずらず、決着。歩んできた道は両者間違っていなかった、てことだよな。
●天山まや『チカカラチカ』/勝負服、というか服が本体なんじゃね。