『ワールドトリガー』7

芦原大介『ワールドトリガー』7巻を読みました。
ワールドトリガー 7 (ジャンプコミックス)

小南先輩は!

太ももまぶしいショートヘア近距離パワー型変身ヒロインだった!キャー!!
いやあ、普段はのほほんとしてるけど実は強い、なキャラ造形にやられましたね、ビビッと。それは他のキャラクターについても。日常コメディも戦略訓練パートもある作品が“戦争”に突入した、という状況でその設定が映えまくっているわけですが、そりゃつまり世界観設定の勝利、なのよね。

頑張ったなあ 工夫したなあ 毎日練習したんだろなあ けど残念

ここで勝たなくとも退けば 他の局面に戦力をまわせる

不穏な事態が背景に意識されつつも送られている日常、それへの対処措置としてある組織と戦闘訓練。笑いもシビアも日常であり、生活と戦争が地続きである所からの“ぶれ”としてのこの状況。魅力的なキャラクター&戦闘(戦略・戦術・戦況)と共にこれまでを、そしてこれからを描いていくであろう物語を、全力でおもしろがりながら期待を込めて見つめ続けたい。うまいよなあ、この物語る技術。



あと、ジャンプ作品つながりってことで。3ヵ月ぶりに更新された博多華丸ブログの記事タイトルに笑った。