週刊少年チャンピオン2014年38号

●中島こうき『極悪バンビーナ!』/対戦ゲームは関係にひび入れることもありうるからなー。かわいい三頭身キャラによるFPSって、市場的にはどうなんだろう。
板垣恵介刃牙道』/蹴り技は普及していなかったのか、サムスピェ…。何ヵ月か前、相撲中継の観客席に板垣先生が発見されてましたが、ここでネタに生かされるのか気になるところ。
●瀬口忍『囚人リク』/男の顔そろい踏みのシブいセンターカラー扉から、いよいよ脱獄開始。これまで積み上げてきた計画=夢想が流れるような勢いで現実化してゆく。圧巻。
増田英二『実は私は』/ヒロインの水着姿から修学旅行編開始、釣り対決へ。なぜだ。こんだけリゾートバカンスならそりゃケンカも忘れるだろうよ。うおぅ。
●Applibot・桑原真也・ニシカワエイト『ギャングロード』/サービスシーンは大事、でも流れるモノローグは不良キャラの説明。
安部真弘侵略!イカ娘』/顔面爆発しても無事なおっさんは花山薫や愚地独歩より上ってことだな、ギャグだよ。
古谷野孝雄ANGEL VOICE』/ここで止めた!!ふー。
水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/なんかもう小林より阪神ファン観客席の描写が優遇されてる感。
●盆ノ木至『マリリーン大魔法研究所』/ブスキャラの扱いがひどい。でも中途半端にやるよりは徹底した方がいいからなぁ。突き抜けてて笑う。
●鈴木快『黒虎』/攻防描写はわりと見せてくるね。ブチ切れ強化キャラか。
細川雅巳『錻力のアーチスト』/部内でも他校でも先輩は精神的に格上なんだな。いいことだ。
●村岡ユウ『ウチコミ!!』/ひでぇけど、でも強さだし、勝ちは勝ちなのだ。
●反転邪郎『思春鬼のふたり』/満足して逝かれるのはちょっとなあ。まあ完全にスラップスティック化してたし、その一環としてなら。
●菟川涙香『噂の噂倶楽部』/読み切り。持ち上げて落とすってまた残酷な。地に足着いた話を表現で際立たせるって姿勢はいいんじゃないですかね。
藤近小梅『ペーパーブレイバー』/次回最終回。俺達の戦いはこれからだ!になるとしてもだ。ギャグ世界でゲーム設定にふり回されてた子供、というキャラ達が、こういう心境で運命を歩み始める、という構造な時点で、おはなしとしては寓意たりえてると思うよ、十分。


  • インタビュー記事下スペースでさらっと触れられてるけど、週チャン&タップの原画展って結構重大なんでは。コラボって形みたいだし、規模小さいのかな。