週刊少年チャンピオン2014年35号

  • グラビアは声優・三森すずこ。今期開始アニメ2本の主人公の中の人で、しかもそれが小鉄とるるもって、やっぱりおもしろいよなー。

浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/2本立てはずいぶんひさしぶりだな、と思ったら一年半前の20周年記念でやってたか。/一本目、少女ヒロイン。サブタイトルでブラフネタ。二本目、熟女ヒロイン。少年マンガで描く男女の距離感じゃねぇよな、これ。
浜岡賢次やぎさわ景一『外伝!浦安鉄筋家族 闘え!春巻』/出張読み切り。ネタ自体は本家と変わらないけれど、並べると本家の構成の上手さの方が際立ってしまうなぁ。
板垣恵介刃牙道』/板垣武蔵は晩年も丸くなったわけではなく、闘いに飢えてたのかね。
渡辺航弱虫ペダル』/月刊チャンピオンにまで出張か。荒北という人選は正解だろけど。いずれワンピースみたく誌面一斉ジャックとかやりかねないな。/敗者の思いを背負ってここにいる、というのをこう見せてくるのはうまいな。勝者と敗者でありつつ、仲間としての意志は一つなのであり。
増田英二『実は私は』/恋をすれば乙女になるかと思った?残念!キレ芸キャラ化でした!平和な光景だねぇ。龍虎の図は一応UFOとタイムマシンの形状にかけてるのかな。
荒達哉『ハリガネサービス』/しぶとさ見せるってのはひとつ先輩キャラの役目だしな。
●Applibot・桑原真也・ニシカワエイト『ギャングロード』/女を大勢連れてるから廓、いやいや。
細川雅巳『錻力のアーチスト』/演出でなしに音響兵器でしたっけ、そういえば。
●瀬口忍『囚人リク』/こう並べると高木さんはもはや父親だな。再会もあくまで眼前の光景を描写して、極力回想等はさまないのがよい。
佐藤タカヒロ『バチバチBURST』/歓声。虎城の王虎への言は、かつての火竜へのそれと同質だったと。着ぐるみの中の人は明示されずか。/次回最終回、は新シリーズ突入になるかどうか。テーマは描ききった感あるしな。
木々津克久名探偵マーニー』/事件というものへの関わり方で、向き合い互いに見つめあう母と娘。次回、99話目で最終回。
●陸井栄史『いきいきごんぼZ』/川地和樹のゲスト原稿掲載、と言っていいだろもう。作風と内容がぴったり合ってるのがうまいな。
藤近小梅『ペーパーブレイバー』/終わりに近づいてるのか中間ポイントなのか、ちょっと判別できない。


  • 次号より、盆ノ木至集中連載。
  • ゲーム紹介コーナーにPS Vita版「解放少女SIN」登場。おもしろいですよ!/戦時と政争の中を歩む少年と少女の物語は、ぶっちゃけハッピーエンドではないです。過酷な道行きとその終わりまで描かれてこその青春が、苦く重く硬く、それでも光と共にあります。私はVita持ってないけど、資料集付きの限定版は魅力だわ。

解放少女 SIN (限定版) (設定資料集、オリジナルショートアニメプロダクトコード 同梱)