週刊少年チャンピオン2014年32号

増田英二『実は私は』/初表紙メイン&巻頭カラー&フィギュア製作告知&人気投票開催、目指せ色紙ゲット。カラー見開きは、こう並べると白神さんは明らかに谷間と黒ストッキングでセクシーアピールなのだが。/ヒロインサイドで感情むき出し向かい合い、という旧作的青春発露。一線こえた気するけど、今後作風どうなるんでしょう。回想場面に獅狼との初顔合わせ入ってるのが、そう、そうだよね!と。
板垣恵介刃牙道』/武人と対面した途端、この鬼気あふれる面構え。ああ、この顔が描きたかったんだな。
浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/小学校で骨格標本が暴れる、てネタは先日『ドロイどん』(越智善彦)でも見かけましたが、昨今希少な子供世界ではある。この作品の場合は、キャラクター設定と伏線はって丁寧に。
●中島こうき『極悪バンビーナ!』/ボケ主人公とお目付け役友人で確定か。あと作者名入れ忘れてますね。
荒達哉『ハリガネサービス』/みなさんまっすぐに熱い。いい空間だ。
●此元和津也『セトウツミ』/なんでわざわざ出張掲載でこんな特別ダークなネタを…。尺の問題?
水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/謎の1ページ大ゴマ×2からの見開き、と思ったら。「がーーん」だけどさ、確かに。
●瀬口忍『囚人リク』/なるほど、情報操作の勝利か。いよいよ脱獄決行へ。回想見開き、天野はそこなのね。
佐藤タカヒロ『バチバチBURST』/すがれたもの、打ち込めたものが道を照らすのは幸福よな。でもそこまで内実高められたのは、出会い含めてお前の力なんだよ、やはり。王虎も熱いな。
木々津克久名探偵マーニー』/身近な敵のあぶり出し。ネタの一環というか、過去の様々な登場人物の姿も。占い師が活動継続中なのは、そういうもんかー、と。先生の弾き語りとかどんだけ重いんだよ。
●猫黒ノミコ『狂気水路』/新人読み切り。救いのないホラー。絵的な演出の工夫は感じる。
藤近小梅『ペーパーブレイバー』/内容のシリアスさに合わせ、キャラの等身が伸びる回。この母子ものっぷりは悪くない。でもこれ、八兵衛が運命の人ってケースもあるんでね。
石黒正数木曜日のフルット』/ノリでディスる輩の考え無しぶりとは滑稽なのだよ。


  • なんかいきなり「声優パラダイスR」の広告とか目に入って驚いたんですけど、μ's表記って字体によってはあれだったんだなー、とか。ラブライブ!特集にかこつけて中の人の浦安声優仕事押すんですね、きっと。