アニメ「アイドルマスター」8話

●はい、アニマス8話です。スラップスティックレベルのコメディ回です。全話中でもおそらく極北にして、しかしニコ動のへうげものMADで興味を持った私は、この回を入り口にアイマス見始めたのです。それで最後は泣いてたんだからわからんもんです、はい。でもこの回を見た時に、高品質さに「作品」として魅力を見たのは、結果、誤りではなかったわけですね。
●なんかね。その辺の、馬鹿やるにしてもちゃんと手間かけて意思持ってやってくれ、て感覚はすごくあります、私は。手癖や箸休めで、ケツ拭く気もなしにとりあえずでボケ転がすな、という気分が。熱量あったら間違っててもおもしろい、笑いと感動は力量としては同じ、と見ている私は、手抜きせずにその存在を作り手の姿勢として示してくれよ、と思います。真面目にふざけることでで。
●以上、余談だか自己弁護なんだかで以下本題の本編感想。
●教会で結婚雑誌のグラビア撮影。あずさ・美希はウェディングドレス、真はタキシード姿。真は照れ笑いかわいい。
●撮影機材の描写も本格的、なんだろうな。帽子に短パンのアシスタント女性。
●あずささんは結婚願望が強い、あずささんは方向オンチ。
●無理矢理ながら、美希が一人で頑張る状況はできあがるわけですね。
●あずささんが人気アイドルだったら人違いされなかっただろうに、という厳しい現実の表現、ごめん嘘。
●まあウェディングドレス姿で街中を歩く美女、というのも夢あっていいんじゃないですかなげやり。しかしアイドルへのこの仕打ちは響回と同じ状況だよな、と思って調べたら担当脚本家が同じだった時には、さすがに苦笑しましたよ、ええ。
三浦あずさ回としては、人柄押しで正解だったかもなあ、と思わないでもないんですがね。“大人”はプロデューサー側の役割だから。765プロの同志であり年上、という側面は律子回や劇場版での言動で、むしろ現れてるとも思うし。
●真の男らしさはこの回で、乙女ぶりは本人回にて。
●「あらあら〜。」
●真が叫びながら飛んでくる。
●美希は美希で見せ場な回とも言える、かも。
●挿入歌。これはこれで、と思ってたら謎ファンタジーへ。
●真が叫びながら闘う。2回も。それぞれ挿入歌変えてまで。
●挿入歌はどの場面もカッコよく決まってるんですよ、挿入歌自体は…。
●可愛いは正義、ってレベルじゃねーぞ
●だがしかし。小鳥さんの言うように、この件でこの回で「あずささんと竜宮小町知名度も、一躍高まったみたい」なのである。前後にあたる7話、9話の描写見たらそりゃもう明白に。そんな構成かよ、なんですが、何かしら起爆剤は必要だったろうしねぇ。
●エンディング。もう純粋にサービス満点ですな。これも絵コンテ担当・高雄統子だったりする。
●次回は亜美真美回。俺、本当にこの流れからアニマス入ったんだよなあ…いやはや感慨深い。