月刊別冊少年チャンピオン2014年5月号

  • 付録は『弱虫ペダル』オールキャラコンプリートトランプ。坂道の次は寒咲、その次はアヤなのか。泉田のキャプションがひどいよ。



渡辺航弱虫ペダル SPARE BIKE』/番外編読み切り6ページ、ナンバリング11。前年総北メンバーの話だから、過去編描くという趣旨には合っているか。ポスター含め、アニメ合わせという面も大きいだろうけど。
●根建飛鳥『REBOOT』/一人の熱意がチームを変える。よい光景じゃのう、ザ・王道。
●野呂俊介『スピーシーズドメイン』/ぶん殴られる土和さん、それはそれで見てみたい。(ひどい。)ノリノリなご学友一同。
米原秀幸『サンセットローズ』/新たなナイト登場。待つ、という使命も大変ね。殺陣と海戦描写の映え、精神を見せることでの勝利と同盟、と燃えますな。チェリー騙せなかった手をここで出すのが心憎い。
佐藤健太郎魔法少女・オブ・ジ・エンド』/魔法少女同士でバイオレンスバトル。敵方は一体で全能力兼ねてるわけか。幼い頃に出会った王子様の為に!て、またエロチートヒロインすなあ、上手い設定ですが。
●ハジメ・とうじたつや『少年Y』/巻末の原作者コメントによると、ちゃんと実際に起きた人肉食事件について調べられたそうで。うん、まあね。
桜井のりおみつどもえ』/センターカラー。みっちゃんキャラ弁かわいい。/一本目。拾ってきたハンモック、てちょっとやだ。みっちゃんの愛が杉ちゃんを救う!オチは吉岡さんビジョンなんですね。/二本目。席替えにて敬遠されるみっちゃんを杉ちゃんの愛が救う!だがちゃぶ台返しオチ!今回は二本とも、トラブルの質が連載初期っぽく感じられた。(4月だから?)しかし、片や友情や心配が織り込まれ、片やコミュニケーションの結果としての不和であると示され、世界観とキャラに愛情めいた深化見られてよかったな、と。二本目の松岡さんの距離感とか絶妙過ぎるだろ。/あと、ネット上にて二本目のふたしん要素への指摘見たのですが、これは気づかないわ。『ぶっせん』並の密度じゃないですか、すごい。
ルノアール兄弟『ベスケ・デス・ケベス』/読み切り。下ネタ一本押し、さすがや。
●吉沢緑寺『漫画家志望遊戯〜別チャン式漫画家養成講座〜』/先日話題になった、イマジナリーラインにも通じる内容。こういうのは作家個々が使いこなせるレベルで描くのが一番で、上手い下手も多面的ですからのう。ちゃんとネタに昇華されてるのは流石。
もりしげサクラサクラ』/改造軍艦、両性具有者と世界観の闇もちらつきますね。知らない大人も徹底して“群れ”としてしか描かれないんだよなあ。