「ハピネスチャージプリキュア!」8話、「キルラキル」雑感

●冒頭から世界各国のプリキュアの必殺技シーン、という衝撃回。赤毛ツインテールそばかすカウガールと、インドのデジタル系必殺技はうまいな。
●で、続いて登場するキャラにさらなる衝撃!という。「Yes!プリキュア5」全話は見てないんですが、彼女は知ってたんでよかった、びっくりした、おもしれえなすごいなおい。「プリキュアウィークリー」キャスター、マスコミの増子美代さん。
キュアパイン
●一話で「プリンセス弾丸マシンガン!」見た時は、成長したら別のカッコいい技出すんだろうな、と思ってたけど、同じ技と動作のまま描写が変化してるんですね。
●光に包まれるサイアークからの光輝く増子さん、というわけでハンディカム携え戦闘直後のプリキュアにインタビュー。「すごい技でしたね〜」って、いやあんたがすごいよ。自分の顔も撮るし。
●「テレビに出た!」と喜ぶプリキュアって、相当珍しいんでは。
●ぴかりが丘の伝説。恋とおしゃれ、と伏線っぽい気もしますが。
●幻影帝国は世界的に侵攻しているが、各国のプリキュア達の反撃で撤退しつつある、と。
●オレスキー登場。うぬぼれ屋さん。「お手製のオレスキー勲章がその証だ!(光る)」「わっ!(手で光をさえぎる)」「手作りですか?(顔にタテ線)」のアホトリオっぽさ。
プリキュアである(ヒーローである)ことにうかれる描写もまた珍しいか。
●めぐみの友人四人登場。
●ひめの「うまぁ!」連発にまんが道の香りを感じる。ああ、分け与えてるよ礼を返してるよひめが、ええ子や。
●ひめは友達になるきっかけにこだわり過ぎてた、て話でもあるのかな。
氷川いおなさん登場。きつい。
●「祭りなんぞにうつつを抜かす愚かな連中め!そんな行事を祝うくらいなら、俺様をほめろー!」無茶苦茶だ。とりあえず敵三人は、自分の快楽のために迷惑をかける、て構造か。またも「愚かな連中」という言葉。
●車で乗りつけ、悪の幹部にインタビューする増子さん。ファンレターください、おい。
●オレスキーにおびえてた友人といい、敵の攻撃が命中するプリキュアといい、コミカルな描写だな。
●ファンクラブ年会費ください、おい。増子さんも律儀に撮影するのな。
●キュアフォーチュン出陣。「ぴかりが丘最強のプリキュアの登場です!」1話ですね。
●前回、二人から作られたサイアークには合体技発動で勝てたけど、今回、四人から作られたサイアークには勝てなかった、と。早いな。
●フォーチュンのめぐみへの警告。重い引き。今回、新しくできた友人達の名前をつぶやいて奮い立ち、それでも勝てなかったひめ、という部分にも関わるんじゃないかな。しかし、夕日に向かう背中がラストショットか。
●予告は新プリキュア。歌うのか。まじんのマイクか。



あと「キルラキル」最終回見ました、いやー見てよかった。くだらない所まで本気で造ってますよ、という熱と意志に生身に体重に支えられ「わけのわからない」暴力が蛮勇が速力が、構造やら属性やらに逆襲突破ぶちかましてくれるこのカタルシス。馬鹿話の筋通した見栄の切り方ですよ、これは、今にあっての。一話見た新谷明弘氏が、トレジャーのアクションゲーム思い出す、とツイートされてたのは徹底的に正しかった、ラクガキショータイムだよアドバンスガーディアンヒーローズだよアトムハートの秘密だよこれぁ。
個人的に、最後のセリフを受け持ったのがヌーディストビーチの二人だったことにしびれました。強敵から一蹴される描写を何度もくり返し、疾走する激情からはほぼ蚊帳の外ながら指導者であり続け、皆が全裸のエンディングの中最後まで武器を纏っていた二人が言うじゃないですか。「やっと服が着れるか」「さて、後始末が大変だが、ここからは大人の仕事だ」と。そうよ、ここまでは若さの青春のやること、こっからよ、大人の見せ場は。がんばれ。
というわけで「スペース☆ダンディ」二期も楽しみです。信本脚本あるよね?