「鶴瓶のスジナシ」江口のりこ回、「ハピネスチャージプリキュア!」3話、他

  • 鶴瓶のスジナシ」
  • CBC、2月19日0時38分より。

●設定は「射的場」。テロップに「時効警察」への出演歴が出てきて、あーあの人か!と。
●下見で銃を受け取ってまず、「(弾は)コルクなんや。じゃあ別に、人に当たっても大丈夫なんや」と発言する福田の役者魂。強烈。
●関西芸人のゲスト回ではしばしば見られる、ぎすぎすしたやりとりが続く。個人的にこういうノリは苦手なことが多いんだが、福田の場合はあくまで“そういう気質”の演技で楽しめた。相手の方も向かずにがなってみせ、ちょこちょこ挟んでくる嫌味もうまいし、威嚇のごとき発砲。
●というか今回の鶴瓶は、シモの話題に食い付き過ぎ。
●目の前の相手とのやりとりに終わらず、変な背景設定出てくるのが役者の良さですね。
●唐突に強引かつ謎すぎる幕引き。でも好きです、この情けないシュールさというか。
●なんかプレビュートークが、個人的にコメント聞きたい場面とことごとくずれてたんだよな。即興劇自体はおもしろかったんだが。


●のっけからCG使用による巨大顔芸。今回はひめの顔芸の宝庫。子供向けでいいな。
キュアムーンライト
●これだけ「友達」にあこがれるってことは、本当にひめはめぐみが好きなんだろう。もうデュエットしてるし。
●他方、誠治の見せるひめとはまだ距離のある感じがわりと好き、まともで。で、この後の固まって逃げ出すひめの方が“まとも”ではあるんだよな。
●めぐみだけでなく、一度アメ渡しただけのゆうこも応援してるのがポイント。逃げ出すひめへの先生の対応も、ギャグながら見事だな。口にするのは励ましのみだし。サクラ大戦の李紅蘭似だし。
●今回は二人の逡巡を、尺とって丁寧に見せてくれていて、親切。
●まさかの忍者ギミック。これは笑うだろ。
●主人公をたしなめ、肯定し、諭す幼なじみ男子・誠治。出来た子だ。
●ダメっぽい先生。ハトプリならシリアス調なんでしょうけど、ハピプリでは子供の抱える悩みと同じ位相で描く方針っぽい。
●サイアークにされる人間は、特に精神状態は関係ない設定のようだ。閉じ込められる、てのがポイントかね。
●「プリキュアキーーック!」
●わりと序盤から敵が手強いというか、想いを乗せた攻撃で倒す、というのがはっきりしてますね。今回はサイアーク倒したひめが自らの手を見つめ、同時に自らの想いを自覚する描写がよい。
●人を励ますことができた、友達もできた、と。よいね。



あと、第35回ABCお笑いグランプリ天竺鼠が優勝しててよかった。やーっと、コンテストにちょうどいいネタを出してくれた感。