●佐藤健太郎『魔法少女・オブ・ジ・エンド』/まさかのパワーアップ展開。しかしエロス失ったらこいつ、もうバイオレンスしか残ってないんじゃないの。設定の方はまだ謎だなあ。
●桜井のりお『みつどもえ』/オールカラー16ページ2本立て。柱の人物紹介絵も、単行本表紙からの引用ですね。/一本目。またカラーで流血かよ!ひとはが真っ先に矢部っちに駆け寄るのを見て、なんていうかその吉岡さん脳なんですがフフ、いや、他はあくまで演技と超人だからな。/二本目。またカラーで毒薬かよ!!今回は加藤さん懸命かわいい、伊藤さんガチこわい。あと白ひげ吉岡さんと宮馬さん。海江田先生はシンデレラだけど足がむくんで入らないとかそういうオチだな、うん。
●米原秀幸『サンセットローズ』/基本はドタバタコメディ回なんですが、冒頭の面子への重さ、あえて見逃したレンジアの死と、きっちり影にも支えられてる世界。
●此元和津也『セトウツミ』/2話掲載で心理戦を両面から描写。全然心理戦じゃなかった、て話なんですけど。こういう楽しませ方はマンガで、紙の本でならでは。
●車田正美・手代木史織『聖闘士星也 THE LOST CANVAS 冥王神話外伝』/射手座編開始。シリーズ中でもなかなかに悩める主人公。
●もりしげ『サクラサクラ』/ひさびさにコメディ主軸回。ネタがおっさんホイホイ過ぎる…が、世界観がそういうもんだしなあ。敷島さんも意思疎通がうまくなかっただけで、激情家ぶりは昔からか。
●中村総一朗『呪術画廊クロベ』/読み切り。グロ可愛い、と言うべきか、絵がうまい。気持ち悪い悪役を倒すのではなくこちら側の迫力(絵力)見せて配下にする、ヒロインがグロテスクな姿のまま受け入れられる、という展開にも、作者の絵への愛が感じられる。そういう脈絡で楽しめた。
●石黒正数『木曜日のフルット』/ザ・フールっぽいな、動物で分身で不定形で。