中日新聞2013年5月23日付

昨日の中日新聞一面、「きょうの紙面」欄にこのような文言を見かけました。



15 文化
相撲マンガ 強さが魅力

こ、これは!と週刊少年チャンピオン読者なら反応せざるをえないわけですよ。もしかして佐藤タカヒロ『バチバチ』シリーズのこと取り上げてるんじゃないの!?今は無きMAG・ネットの相撲マンガ特集回で、いしかわじゅん氏も「この作品は、相撲が格闘技だって見つけたんだよ」と言われてたし!(いしかわ節だのう。)
で、実際開いてみました買ってから。



強さが魅力のお相撲さん

規格外の超人が大暴れ

五大湖フルバースト」下巻から。ロボットとなって復活した五大湖が土俵上で大活躍

そっちかよー!



記事の内容自体は、相撲マンガ史の紹介がメインです。月刊マンガ誌&赤本時代の「野球選手と並ぶスーパースター」「品行方正」主人公からの、ちばてつやのたり松太郎』による変革→『ああ播磨灘』、水島新司の描く「オフシーズンだけ角界入りする」プロ野球選手、と破天荒なキャラの登場、若貴人気と並行しての作品、とまっとうな内容なんです。
しかし最後に「異色相撲マンガ」として、『どす恋ジゴロ』や安彦良和の『蚤の王』とともに紹介した『五大湖フルバースト』がメインピンナップを飾ってしまったと。あれか、あてられちゃったか。以上。