諸々

  • 漫画(ビーム感想追記)

●2ちゃんビームスレで指摘されていたのだが、奥付けが「編集総長:奥村勝彦 編集長:岩井好典」表記に。岩井氏ブログプロフィール欄は、副編集長から「サブ編集長」に。奥村氏も役職大きいそうですから、なかなか関われないんですねぇ。
●[寺田克也 ココ 10 年 展]連載広告は安永知澄、市川ラク。寺田克也の描いた女体化上野顕太郎(顔だけだけど)が見れるのはビームだけ!


  • TV

●4月10日放送、「怒り新党」で紹介された黒人女性のフィギュアスケート選手、スルヤ・ボナリーがすばらしくカッコいい生き様だった。マツコも夏目も泣いていたし、私もうるうるきた。
荻原規子原作アニメ「レッドデータガール」放送開始。私が読んだことのある萩原作品は、17年前に中学校の図書室で出会った『空色勾玉』一冊きりである。*1当時の私には衝撃的におもしろかった、古代日本が舞台のファンタジー。で17年後、現代日本が舞台のアニメ『RDG』を「へー、あの人が原作」と思いながら見ていて一話目の少女と少年のやりとりを目にした瞬間「同じこと書いてる!」とビッと脳に貼りつくような形で意識させられたわけである。同じネタ使ってるてえことじゃなく、物語の内圧が同じ世界、同じ書き手による世界である空気が見てとれた、という形で『空色勾玉』の、読書体験としての感情としての記憶が瞬間的に浮かんできた、掘り起こされた。おもしろかった、という意識は、物語の記憶はそういう形で脳に宿っていたらしく、それはパッと浮かんだもののビャッと張りついたレッドデータガール体験に上書きされだからこそ俺の脳に共存して引き留めてあるよ、という体験をかなり間あけてのスパンで体験して私的には貴重な体験であった
、と。以上。

*1:福武書店版。こっちの装丁の方がいいよ。あらすじもネタバレ少なめだし。