ハルタ 2013-APRIL volume 3

  • 表紙の女の子かわいいですね。白ワンピースがアジア人少女で浜辺に花かんむりな白い歯がまぶしい。

●渡邉紗代『少年(きみ)の名は』/新連載、隔号掲載。少年寄宿舎に戻ってきた多才なオッサン。
入江亜季乱と灰色の世界』/バトル後の宴会、いやサブタイトルによれば「厄落とし」、なるほど。/俺の妹が可愛い。凰太郎が最後に男見せた、と思ったらまだ終わらないか。/まあ常々感じておりますが今回の絵とコマ割りも吸引力すごくて、本当ノリノリで描かれてるんだろうなあと。ラフで小さいコマですが、切断された足笑顔で縫いつけてる看護師さんとか普通にくるっとるでしょコレ。おもしれえよなあ。
●大窪晶与『かささぎ卿と骨』/読み切り。ヤンデレ人形。
森薫『シャーリー・メディスン』/シリーズ読み切り。シャーリーちゃんペロペロ(切手を)。エマ読んでるとこういう不安もねぇ。ベネットさん、僕もそう思います!(最敬礼)オチはあれか、妄想爆発ですか、むしろ読者サービスですね。
●高橋那津子『紅い実はじけた』/新連載、隔号掲載。読み切り連作。
長崎ライチ『おもちゃの学校』/読み切り。エキセントリックキャラ博覧会。なんか荒木飛呂彦作品に出てきそう、といった感じのもちらほら。
笠井スイジゼル・アラン』/サーカス編完結。子供同士だからこそ、ケンカもするし仲直りもできる。エリックは、どうしてるのかねぇ。
●嵐田佐和子『鋼鉄騎士シュヴァリオン』/拉致監禁編、ておい。仲間は死なせない、てヒーローイズムではあるのか。戦隊からグラビアアイドルというとガチピンクですね、違います。
大武政夫ヒナまつり』/はっ、ヒナがマジ顔に!(オチで)
宮田紘次『犬神姫にくちづけ』/はっ、課長がマジに!(きゅん)
●吉田覚『ある残念な後輩との昼食』/読み切り。下ネタ攻め女学生、てこれは先輩がいい人過ぎだろ。怒りも愛よ。絵柄と内容がいい感じに合ってますな、くどすぎず。
福島聡星屑ニーナ』/ピッピの陰とそれ払うニーナって構図が見事すぎて、もう。彼女の存在とそれまでの道が消えてしまっても、それを見続け記憶してきたものが残る。これが、この作品の描こうとしたものか。
●長蔵ヒロコ『ルドルフ・ターキー』/なるほど、下着つけてないならちゃんと押さえないとな。(そこかよ)
白浜鴎『エニデヴィ』/ダメ天使散財編、て労働賃金なのかよ。しかも風呂とはさすがエンターブレイン
●長澤真『瑪瑙之竜』/ああ、NTRもやるんだ…仕事人だね。
●若生舞『マイナス彼女』/読み切り。赤面かわいいはすべてに勝る。
●高田築『補助隊モズクス』/目に入るものしか救えなくて、でも放ってはおけない人柄なんだよな、主人公は。
●二宮香乃『秀才ゾンビ・ロメ夫』/シリーズ読み切り。岸辺露伴先生のインク飛ばしに匹敵するレベル。
●松本結樹『イチゴどんぶり』/読み切り。うん、まあ、かわいい子だ。
天乃タカ『光差す雲の彼方に』/シリーズ読み切り最終回。絶望に見えた執着の道行きは、それでも彼女たちには他ならぬ幸福で恋そのものだったのであって。そして叶えられた願い。/正面きって描かれた少女漫画の原点たるファンタジー。このご時世にあって、よくぞやり遂げてくれました。本当に楽しく読めた。ありがとうございました。/単行本は『魔女マリー』上下巻として5月発売。


  • 次号表紙とカバー・ストーリーは九井諒子!と、それだけで喜んじゃうのもアレですが。
  • ハルタ・マトリクスによると、休刊月前の号が全連載作品掲載予定になってますね、ドキワク。