月刊コミックビーム2013年5月号

  • 表紙の砂塵舞ってるの表現した印刷いいですなあ。



●うすね正俊『砂ぼうず』/隔月掲載で連載再開。中断前(一度目の)はアニメでしか見てない身なので、あらすじとキャラ紹介はありがたい。/そうそう、なんか怖い妄想描かれる展開だった。この絵柄のドライな迫力はやはりすごい。
志村貴子放浪息子』/こ・こ・で・か・よ!さすがにこれはブラフじゃない&流さない、とは思うけど…。(そういう心配?)
三宅乱丈イムリ』/表情コマの挟み方がいちいちうまくてもう。ニコは戦士、か。
おおひなたごう目玉焼きの黄身 いつつぶす?』/なんだその伏線>鼻水。で、ショートケーキのイチゴは位置変えずに食べます。
●山下ユタカ『ラチェット・シティ』/新連載。作家としては初見なので頭悪い感想なんですが、描かれる世界の空気感とマンガ的な表現のおもしろさがマッチしててすごくいいな、と。期待。
須藤真澄『庭先塩梅』/サブタイトルと1ページ目でほろりと来たんですが、マジな話。長いつき合いだしねぇ。オチは、えー、がんばれ!(泣)
いしかわじゅん吉祥寺キャットウォーク』/ヤクザとくっつく女性それぞれの顔がいかにもそういう造形、と言うと問題あるかもしらんが。村上和彦の仕事広めたのは、実際いしかわじゅんの功績ですよね。
●二宮亜子『太らせた牡牛』/読み切り。味わいがある。
上野顕太郎『夜は千の眼を持つ』/シレンはね、中に人が入ってますから。
三好銀『美しい遺棄物』/シリーズ読み切り。美しい物を特定の場所に展示する、て何、キュレイター?誰かの遺棄物を気に入って、からの始まり。
羽生生純『いってミヨーン やってミヨーン』/伏線回収(?)。でも主人公は動けず、て話だよね。
深谷陽『花の色』/集中連載最終回。そういう結び方だったか。ひさしぶりの登場でしたが、変わらずおもしろかった。メシは出ませんでしたなー。
金平守人『働け!ハタラキさん』/最終回。いい話風エンド。一応、作者的にも新たな試みではあったわけですか。


  • 次号より竹本泉新連載。
  • 『ウィンド・ハート・ブレーカー』単行本化されるのか、よかった。あと広告、『おやじファイトクラブ』じゃねえ、『ファイトじじいクラブ』だよ、もう!(大好きです。)

ファイトじじいクラブ (BEAM COMIX)