コミックビーム2013年3月号

  • 表紙からマンガ。「いろいろ記念巻頭カラー」て。



唐沢なをき『まんが極道』/表紙から続けて巻頭カラー。ギャグ漫画家として体験ネタ使い倒す!まだまだほのぼの育児ネタとか描けぬ!みたいな感じかしら。/実際、子供ができたら筆折って安定した職に就かれた人もいるそうですからね。
ヤマザキマリテルマエ・ロマエ』/末期の湯、というわけで最終的には歴史マンガ?次号、最終回。
志村貴子放浪息子』/社会・人前に出すということか。でも“何”を?
三宅乱丈イムリ』/獣化した部位に道具は宿せないわけか。うまい表現だなー。この点、まだ法則が秘められているのかも。
三家本礼『血まみれスケバン・チェーンソー』/急所攻撃の痛みは女にはわからない!ヒキがオチって珍しいですね。(しかもネロ)
須藤真澄『庭先塩梅』/黄金の回転!(違う。)絵としてこういう発想が出てくるのがすごいよ。
ハーマン・メルヴィル山川直人バートルビー』/読み切り前編。軽妙洒脱ともまた違う、山川作品たる味わい。
おおひなたごう目玉焼きの黄身 いつつぶす?』/納豆。大変そうだなあ…と考えてみたら、俺実家出てから納豆全然食ってないや。納豆巻きヒロインといえばKanon川澄舞ですね!(他にいるのか?)
安永知澄『赤パン先生!』/マッチョはある種ファンタジーかな、作品上。モノローグからこのラスゴマへの流れは抜群。あの時始まって未だ、な背景。
しりあがり寿『黒き川』/まさかのハミチンさんコラボ、しかも飲み込まれてしまうとは。なんか弥次喜多ディープっぽい。単行本化はどうするんでしょう。
●川井俊太郎『レザレクション』/読み切り。いいノワールぶりですが、最後のアオリがひでえ。(たぶん編集長。)
朝倉世界一『春山町サーバンツ』/そこまで現実に左右されちゃう才能って…と思わせといて、このシメはいい。主人公のキメ顔。
●山本健太郎『ウィンド・ハート・ブレーカー』/冒頭の地口的祝詞といい、おっちゃんの語りと勇姿といい、このクライマックスは熱すぎる。次号最終回。
上野顕太郎『夜は千の眼を持つ』/RYTHMシリーズ深化系、としぞうかるた。46作品から土方歳三の姿とそのセリフをあいうえお順に。さいとう・たかをから木原としえ、薄桜鬼からギャグマンガ日和まで、すげえなあもう。
深谷陽『花の色』/3ヶ月連続登場一回目。ひさびさのバリ島シリーズ。ストレートないい話が映えるな、今のビームは。さすがの描写力。
●横山旬『白い狸』/読み切り後編。やっぱり絵力がすごい。
●李章源『B砲体』/集中連載最終回。根性マンガであったか。
竹本泉『あかねこの悪魔』/最終回。それは気づかないよ!>名前ネタ。この作品らしい幕引き。お疲れさまでした。