CBC「鶴瓶のスジナシ」柴田理恵

    • 2月6日0時25分放送。予告で期待していた通り、今回もおもしろかった。
  • ゲスト柴田理恵の全身全霊、生身で「オバサン」たる様がよかった。スジナシにおける女優がオンナの雰囲気で話を作っている回はどうも、と前に言ったが、柴田理恵はオンナではない。(ひどい。)彼女が演じるのはあくまでオバサン。それは生活臭濃厚で、態度は変えてもテンションが一貫していて、表情と動作の一つ一つが「やりそ〜」で見ていてプークスクスなのである。いやはや、楽しい回でした。
  • なにがすごいって、スタジオ入って本番で即興劇やってプレビュートークして帰るまで、全然変わらないんですよ、態度が。もちろん演技はするんですよ、でもそれが呼吸として地続きなの、作られたモノって感じじゃない。その辺はもう本当、“喜劇人”たる生きざまが染みついている、体現としてやってきた人種なんだろうなあ、と思わされました。イカす。