週刊少年チャンピオン2013年10号

  • 浦安生誕20周年記念号。/初表紙の人間ぎっしり絵すげえな。

桜井のりおみつどもえ』/浦安コラボ袋とじオールカラー出張版。以前色紙でもやってたけど、扉絵のキャラあてがぴったり過ぎる。別冊チャンピオンでの「毎号2本立て」は確定なのか。/声はすれども姿は見せず。ばらまかれる痕跡のディテールにいちいち、(浦安本編でも)やりそう、と思わせられる、キャラクターの把握ぶりと描写のさじ加減が見事。これはいいコラボだ。松岡さんはチーム杉崎の一員!/「私にとっては、聖書のような作品」、か。そりゃキリストの姿は描けないよね。
浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/巻頭カラー2本立て。見開きキャラ集合絵、りんごシャツが思い出せん。幽霊さん健在はちょっとうれしい。/一本目、まさかのなれそめ編、と思いきやぶん投げオチ、と思いきや巻末編集者コメントによると過去回にヒントある?10年またぎ予告ネタといえば、コミックビーム10周年号で上野顕太郎もやってましたか。/二本目。遊ぶ子供たちという本作における原風景的描写が、実はプロレス的コミュニケーションであったというなんだ、メタネタ?後づけ設定ではありますが、時代性と作者の変化あわせて考えるとおもしろい(20年やってきたこの作品でしかありえない)ネタかなと。マジ花子もキレ花子もさすがだ。/巻末コメント「長女が今年二十歳になりました」もいいね〜。
渡辺航弱虫ペダル』/行動で示し、熱を伝えてこそのいい先輩。
●陸井栄史『いきいきごんぼ』/最後、そこで無視でも引くでもなく笑ってくれるならまだマシなんじゃあ…と思うのも大人目線だからか。
●瀬口忍『囚人リク』/本作品における日常回、それはバトル回!
木々津克久名探偵マーニー』/生徒から意図的に稀覯本狙われたらどうしようもないよな。こういう人格者の登場もいいですね。
水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/静寂がでかでかと走り過ぎだろう、三回も。「シィーーーィン」重苦しい空気に包まれる様もすごい。「ズズゥ ズゥ」
佐藤タカヒロ『バチバチBURST』/虎城発言はいろんな種まいてるんだな…。山田芳裕の『ジャイアント』に出てきたビジネスな相手思い出すんですが、恨んでいる、ゆえにさめているという立ち位置はなあ。/単行本広告のアオリ「土俵(ここ)に脇役はいない。」はよいですね。
増田英二『実は私は』/…めんどくせー!対して主人公もヒロインもちょっといい子過ぎる、がそれもまたよし。
一智和智渡辺義彦『バーサスアース』/こんなこと!残酷すぎる!悪役決定だな、こいつは。
●吉富明仁『オトメクロー』/読み切り。ホラーかと思いきや、一転コメディオチ。えーと、女はこわいってこと?
フクイタクミ『ハーベストマーチ』/子供好き、しかしこれはいけませんね。『ケルベロス』で耐えていたおばさんや先生を見習うべきです。
佐渡川準あまねあたためる』/ファンタジーかよ!せっかくコスプレしてるのにそっちかよ!
竹下けんじろう『スポ×ちゃん!』/そこカタカナ表記なのはあえてなんだろうか>サイキョウ。ジオはがんばったよ…せがわまさき『十』読んだばっかりで変なダブらせ方しちゃったけど。ナノとの間に友情が芽生えててよかった。
●たばよう『くろすぶりーど』/黒いな、闇が息づいておる世界設定なんだな、やはり。でもいい話だ。
石黒正数木曜日のフルット』/そこは断固リアリティよりハッタリをとるべき!


  • 新読者投稿ページ「週刊3D」、キャラ7人は多いわ。
  • インタビューコーナーは女子プロレスラー。正直まったく知らない分野ですが、選手生命2年ってのは最盛期のスター選手ばりじゃないですかね。