週刊アスキーNo.914(2013 1/29号)掲載、越智善彦『ドロイどん』61

規模縮小中、越智善彦ファンのデレ語りをお送りします。






風邪をひいたひなたを寝かしつけたお姉ちゃんが出ていったコマ、と次のコマ。


  • 静かな二コマです。「パタン・・」とドア閉めてお姉さんが出ていく。コマの中では小さめに描かれたドロイドくんとネコがそれ見てます。それが次のコマでは180度回転した構図になる。コマの左のドロイド&猫から、続けざまにコマの右のドロイド&猫見ることになります。ここでちょっと視線が停止しますね。
  • で、ベッドの中のひなたちゃんが怪しい表情をしている、コマのやや左上で。さっきのコマでは右下ですこのベッド、反転してますから。ここで小さい人物描写もあわせて、視線の滞空時間をしっかり作ってるんですよ。その静けさの効果が、この後のはしゃぎっぷり含めて好きです、はい。



あと前回と週をまたいでのネタ。




前回ラスト2コマ。巨大モアイの雪像ですね、てモアイかよ!しかも帽子つき。/で「へっくちっっ」とオチです。サイレント漫画という触れ込みなのに!まあ擬音ですか。四角く切られたトーンをバックにそっからはみ出す感じで。
で、主人公が風邪ひいている今週の展開になるわけですが。




引き戸あけたら見切れるアゴ!!次のコマのドロイドくんの足跡もよいですね。半纏姿でしゃがむひなたちゃんかわいい。以上。