別冊少年チャンピオン2013年1月号

高橋ヒロシ武藤将吾・水島力也・平川哲弘『クローズZERO? 鈴蘭×鳳仙』/おお、ちゃんとクローズしているぞ。これが見たかったんですよ、うん。
FLIPFLOPsダーウィンズゲーム』/新連載。能力系デスゲーム。
桜井のりおみつどもえ』/センターカラー二本立て、も4号連続か。個人的には連続カラーといえば、なんと言っても桜玉吉。(桜つながり!)あと一時期のさくらももこ。(さくらつながり!)成田美名子『あいつ』も、文庫版で見ると扉絵すべてカラーだったようなんですが、別の媒体や二色刷りもまざってるんですかね。なぜここで聞く。/一本目。二年ぶりのクリスマスネタは三十路こと海江田先生回!そして一昨年の内容をまさかの欄外長文解説。サンタにうかれるおがちんかわいい、やっぱりふたばとは同レベル、もとい友人なんだよな、すでに。あと、すさんではときめき、うつろな目で暴走し、子供の無垢な笑顔を目の当たりにして正気に戻り反省したのにひどい目にあう29歳女教師かわいい。あと、こんな時は表情変えずにぶち切れる麻理奈さんこわいよ、母親だよ。/二本目。大掃除ネタ、かな。ひとはのこの三角巾の脇からのぞくヘアピンの形状が、子供の地味なおしゃれって感じでわたしゃ好きです。みっちゃんの意地悪笑顔が真骨頂のかわいらしさ。このトーンの貼り方がねぇ。骨折オチじゃなくてよかった!見切れるひと
はの笑顔。
板垣恵介・浦秀光・山内雪奈生『バキ外伝 創面』/強者ケンカせず。これが進むと「敗北が知りたい」になるんでしょうけれど。
●さいとうなおき『バキどもえ』/死刑囚の扱いがひどいよ、特にドリアン。
もりしげサクラサクラ』/先生たちも子供たちもかわいいなあ…と思っていたら急転の闇化。そういう世界も匂わされてはいたが、そうか、描かれてくか。
佐藤健太郎魔法少女・オブ・ジ・エンド』/初撃破!て、いや、それでいいのか。お色気枠ではあるのかもしらんが、山口貴由チックつうかなんつうか。
阿部共実『ブラックギャラクシー6』/小学生の反応のメリハリ具合いが楽しい。
●吉木まさかず『ハダカノタイヨウ』/普通の読者からすれば、行動として実際に描くだけで才能じゃん、てのはありますけどね。下手だけど生々しい…初期の福本伸行作品とかかなあ。
●ニシカワ醇『しこたま』/今さらこのくらいのキャラでは驚かない、と思っちゃってる自分の毒されっぷりがいやだ。
●忌木一郎『肉蝕紳士』/読み切り。レトロチックホラーと変なユーモアと歪んだエロス、と書いたら何ですが、それらが一体となった世界にはやはり独特な魅力が。個人的には『覚悟のススメ』から最初に受けた印象に近い。
●宮崎克・吉本浩二ブラック・ジャック創作秘話 〜手塚治虫の仕事場から〜』/1ページ目の『ネオ・ファウスト』休載、てセリフにああ、と。夢のアニメ制作でいきなりもめる手塚先生も、「俺がもらう」の壁さんも完全にキャラ立ちの領域ですな。/手塚治虫とアニメという話では、久里洋二氏の本に載っていたエピソードがおもしろかったです*1ボクのつぶやき自伝―@yojikuri
石黒正数『別冊木曜日のフルット』/週チャンはツリー(あまねあたためる)で別冊はトナカイか…。コスチューム属性開拓しすぎだな。


  • 次号付録は刃牙シリーズオールスタートランプ。本誌でやるのが筋なんでしょうけどね…。

*1:久里氏が手塚氏から「自分はこれからは(久里氏の作るような大人向けアニメでなく)子供向けアニメを作る」と宣言された時のこと、等。