別冊少年チャンピオン2012年9月号

佐藤健太郎魔法少女・オブ・ジ・エンド』/どんどん死んでいく。全員死んでプロローグ終了、もありうるか。ムード的にはおっぱいさんが救い。うむ、正しい。/攻撃魔法きましたね。あえて人間狙うのにも設定付けあるのかなあ。
阿部共実『ブラックギャラクシー6』/アホな行動派である部長に対し、シロちゃんはムッツリ行動派。チョロちゃんはお子様かわいい。顧問はチャラいロリコン。三角関係ですね。(えー)
米原秀幸『サンセットローズ』/一宿一飯、もとい一杯の水の恩義。知略で勝つのだ。女の子の感極まった泣き顔がよい。
●吉木まさかず『ハダカノタイヨウ』/いわゆる(?)ホワイトを使わない人なのだろうか、あすなひろしみたく。文鳥が言葉をしゃべり出したりしませんか、そうですか。/夢への不安が出てきて、その対極として「心」が語られてきた作品なので、冥士さんの「プロになる気など毛頭ない」という立ち位置はよい。あと、「好き」のみでつながれるわけではないのよね。それ自体の有りよう、姿勢というか、生身としてもれだす熱の部分での共振だよね。
板垣恵介・浦秀光・山内雪奈生『バキ外伝 創面』/・・・政治風刺?
●ニシカワ醇『しこたま』/すいません、本域の馬鹿漫画でした。これはこれで頑張れ、『ボール・ミーツ・ガール』に負けんな!(えー)
深谷陽『スパイスボーイ!』/読み切り。『スパイシー・カフェガール』『スパイスビーム』に続く、第三のスパイスキター! *1一挙40ページ掲載ということで、調理シーンに16ページ、食事シーンに10ページかけてじっくりメリハリつけて描写されており、あーやっぱりうまそうだ!いい絵だよなー。その人にあった料理を作る、という人情テイスト・おはなしぶりも健在。これは再登場を期待したい。
もりしげサクラサクラ』/えーと、素直クール
●前原三十日『やさい学園』/え、そんな末路なのか・・・。
佐渡川準『ワイルドモモ』/読み切り。エルフーー!!(間違い)というわけで、サイレント野生少女。明るく楽しくドラマ見せてくれて、よいですなあ。かわいい!
●笠原正人『後悔3つ』/新人読み切り。部分部分のエピソードはいいんだけれど、全体的な構成は破綻してないかな。
●宮崎克・吉本浩二ブラック・ジャック創作秘話〜手塚治虫の仕事場から〜』/おお、丸山昭氏。今回は手塚番の編集者の話ですが、なんつうか本当に横取り合戦だったんだな。九州まで逃げる&追いかけてきて囲い込むって。手塚先生も若い頃からこんな無茶やってたらそりゃねぇ。


  • 次号より『みつどもえ』移籍連載開始。付録でポスター&着せ替えカバー、とかなり押してますな、やっぱり。

*1:『スパイシー・カフェガール』コミックバンチ(新潮社)掲載・宙出版単行本化→『スパイスビーム』日本文芸社漫画ゴラクネクスター連載)→『スパイスボーイ!』別冊少年チャンピオン秋田書店)掲載。ナタリーの記事は「タイ料理マンガ」くくりなら、ビーム掲載の『踊る島の昼と夜』入れてくれよー。