週刊少年チャンピオン2012年36+37号

  • やはりナース服が気になる>グラビア。

●瀬口忍『囚人リク』/衝撃の全力オチ、やってくれますなあ。『純朴バニー』に続いて『フランドリン農学校の豚』、は来ないか。『光る風』な脱出シーンは来るかも。/表紙のアオリ「人気ブレイク★監獄ブレイク一直線!」は、あー言っちゃった感強いけどそういう所嫌いじゃないわよ!
●睦井栄史『いきいきごんぼ』/集中連載からの本格連載化。『ましのの』最終回の時にも思いましたが、新人作家にこれでよし、と連載始めさせた以上は、ちゃんと編集が引っ張っていってほしいです。
●角光『パンダのこ』/え、そこは実名出しちゃうんだ。確かにかわいらしく、かつリアルな絵。
佐藤タカヒロ『バチバチBURST』/扉絵アオリ「土俵に咲けよ鯉の華」じゃねーだろ。新面子の見開き絵もいい感じ。
浜岡賢次毎度!浦安鉄筋家族』/「家の壁」を共演させるべくロングショット多用してるわけですが、やっぱり画面構成うまいよなあ。
安部真弘侵略!イカ娘』/いや、そもそも海の家の商品にそれ言うのは野暮では…。ハリスのおびえ顔が力入ってて笑う。
平川哲弘『クローバー』/なんつうか、卑怯者、でしかないよなあ。
桜井のりおみつどもえ』/やだ、なんかみんなかわいいじゃないの、純真で。ひさしぶりに会えた彼ら彼女らが仲良く、は違うとしても“いっしょに”遊んでいるこの光景は、見れて嬉しい。/効果音というより、この遊び自体昭和のにおいがして原風景くすぐられるというか、実際やってたしな!今の子供もやるのかな、操作する生身と動かされる世界の距離感を、その前提となる“おはなし”の経験と眼前のブツにそれ乗せることでの読み取り方を無意識レベルで習得できているのかな、どうよ。/SSS隊の白目顔での表情の出し方がいいですね。オチの彼女たちは、これぞ純愛ならぬ殉愛!/そういえば、机の予備がない、て話が以前ありましたが、弁償してきたなら補充されてるんじゃないですかね。どうだろう。
板垣恵介範馬刃牙』/なんだかんだで長年つき合ってきた好きなキャラ二人、ではあるので、このやりとりも話としては嫌いではない。ある種成功だとすら思える。しかしこのオチから次で最終回、てどうすんのよ。
●サブ『ラララライブ』/衝動で突っ走るロックの魂。うん、美しい。
水島新司ドカベン ドリームトーナメント編』/主人公らしく頭が回る饒舌な山田。で、ラストページのセリフは作者の夢でもあるのかなあと。/あと選手名鑑の初登場シーン、コマのすみっこじゃん。「言葉もなかった」て、そりゃそうだよ。
小沢としお『ガキ教室』/ピンチに現れた救世主、この神々しさよ。こういうのは、ちゃんと突っ切って描かれるからこそ面白い。
稲山覚也てんむす』/衝撃のちゃぶ台返し。これは逆に、本気で負けてきた花ぽんさんの覚醒フラグかもね。
阿部共実空が灰色だから』/伏線とオチの決まったジェットコースターエンタメ回。お見事。ストーカーの絵が全然こわくない(いつもと違って!)のがまたよし。「描写」「物語」はある種メタ発言かなあ。
竹下けんじろう『スポ×ちゃん!』/カッコいい試合描写だ。
●鈍速毎日『さがしもの』/読み切り。絵の可愛さも相まって構成自体はベタながらもよし、なのですが、こういう体のモノローグで煙に巻かれるのは個人的に好きではない。


  • 次号より、渡辺航弱虫ペダル SPARE BIKE』が連載開始で『弱虫ペダル』と同時連載…どういうこと?
  • みつどもえ』は8月まで連載→9月頭に単行本新刊発売→9月からは別冊チャンピオンに移籍、とのこと。残念だけど、ゼロよりはいいよね絶対。個人的に今回がものすごくツボだったので、これ見せてくれるなら、と容易に釈伏され気味。
  • シュガーレス、ドラマ化決定。日テレということで、『QP』枠かな。
  • 新連載大攻勢に、次次号開始作品として重本ハジメの名が追加。ネジと絵本の人ですね。これは期待。