プリキュアグッズを買ってしまった…(照///)

スマイルプリキュア!』おもしろい。



プリキュア。そもそも初代プリキュアを私がちらちら見ていたのは、「なんだ、このエアマスターは!?」という動機により、でした。女の子が飛ぶ、殴る蹴る。ボロボロになっても立ち上がる。はて奇っ矯な、的好奇な視線伴いつつも、これに燃えずにおらりょうか、そんな気持ちわかーるでしょ、的熱伝導。MAXHEART最終回までは、折に触れ“目を通して”いた記憶がある。



とはいえ、まあバトルアクションとそれに付随するド根性ノリを覗き見、ではモチベーション保てるはずもなく、自然プリキュアという番組シリーズからは遠ざかっておったのじゃ、わしは。
それが一年半ほど前にTwitter始めたのがきっかけで『ハートキャッチプリキュア!』見てみるようになり(※因果関係の記述にミスはございません)、あ、ちゃんと作ってあるんだ、と思った。“見る”ことに耐えうる、もとい見る価値がある作品だ、と。だから見ましたね私は。残念ながら終盤から見出したので、そこまではのれなかったけど。続く『スイートプリキュア』も見た。いまだ、折に触れ、な視聴体勢にすぎませんでしたが。



で、現在放送中の『スマイルプリキュア!』である。これはもう、私にとって歴然と違った。子供を楽しませ、喜ばせることを矜侍としているのが、一話目からもうバリッバリに見てとれた。しばしば絵本や児童書が作中に登場するが、この作品自体もまた、そのような子供のためのファンタジー、「おはなし」であろうとしている。子供のためのエンタメ作品であるべく、小ネタ山盛りにしてみせるサービス精神を存分に発揮しつつ、同時にストーリーラインは、児童作品としての神話的文法にあくまで忠実である。
このような姿勢を自覚的にとる、意図して守り抜く作品が、私は大好きである。“子供のために”を頑張る作品のたたずまいというものは、私にとってまぶしく、何より「頼もしさ」を感じさせてくれる。そういう作品を作ることの正しさを、かつてそういう作品に夢中なガキだった私は知っている。いまだにそれは、私の心の奥の角に息づいているのだ。
だから言う。私にとって、『スマイルプリキュア!』はおもしろい。



(以下本編。)さて、ところで。現在放送中のプリキュアを大いに楽しんでいる私が、先日近所のスーパーで買い物をしていた所。プリキュアグッズが、目に止まった。
目に止まった、ということは、その時点でもう、なわけである。だから私は、のみならず手に取り、レジまで運び、代金を支払い、家に持ち帰った。
うん、まあ、変だ。プリキュアグッズだし、私は大人だし。しかしこれは、抗いがたい魅力を持ったグッズだったのだ。写真をご覧いただきたい。




先々代プリキュア、『ハートキャッチプリキュア!』リンスインシャンプー!(やや色あせ)



そして購入決意の決定打となった、容器底面の表記こそご覧いただきたい。



BANDAI 1997
MADE IN JAPAN

以上。