- 表2見て、幼少期に読んだディズニー絵本のこと思い出したんだけど(映画館とかビデオデッキなんて知らなかったから！)、『白雪姫』『101匹わんちゃん』『ビアンカの大冒険』あたりの作品って、結構闇が濃いよね。
●瀬口忍『囚人リク』／表紙が熱い！巻頭カラーが濃い！いいアナログ塗りだなあ。シブいぜ。本編コマのデフォルメキャラはかわいいし。／今時これだけ熱く腕相撲描けるマンガもそうない。噛むシーンの哀切ぶりも、熱いからこそ。そしてまたいい顔した男が登場、て生きてたのかあれ。
●板垣恵介『範馬刃牙』／この辺の会話演出はお約束ですが読ませますな…て、え？嫁舅決戦くる？というか、なんか梢の造形が微妙…。／ムービーコミック広告、よくわからんけど朴王路美は出てない、のよね？
●渡辺航『弱虫ペダル』／「だからオレは魂をあずけた！」。このタンカはすげえカッコいい。サトミアマゾンだのう。(←わかりにくい褒め方)
●浜岡賢次『毎度！浦安鉄筋家族』／サイレントシリーズは鉄板。青田くん引退してしまうん…？
●小沢としお『ガキ教室』／あれ、サブタイトルがまた手描きに。これを信頼と呼んでいいのだろうか。いいはずだ。
●稲山覚也『てんむす』／次鋒ェ…。そんなさくらディスみたいな筆描き吹き出しで呼んじゃったらねぇ。あと、優二ぃ表記はプロシュート兄貴ィリスペクトだろうか。
●平川哲弘『クローバー』／戻った！＞髪型。今時の高校生の花見ってこうなの？と思ったが、そうか、飲酒はしないんだな。広告、累計500万部もいってんのね。
●竹下けんじろう『スポ×ちゃん！』／元体操部、身長が大きい、空中殺法…さてはエアマスター！？
●阿部共実『空が灰色だから』／地獄への道は善意が敷き詰められている、というわけで黒いわー。／これよく読むと、主人公が理想像として口にしている「元気な姿」て、単に自分の子供時代の姿なのよね。個人的な内実を普遍化しようとする、自分と他人の区別がつかない恐ろしさ。／この点で見事なのが、セリフの差異。主人公の回想で恩師は「それは(あなたの)個性だから／子供は自然体のままが１番／私はあなたの元気な姿を見られるのが嬉しいわ」と発言してます。「子供は自然体が１番」だから「(主人公の)個性」＝「あなたの元気な姿」がいい、と。ところが、その回想に続く主人公のセリフ。「進は自然体でいていいと思うの／子供は元気が１番だからね」。そう、自分の事情に合わせて意味すり替えちゃってるんです。／最後のセリフもなあ、「進の力が必要」なんですよ。まだ自分が救われたがっている、自身という理想像を守りたがってるんですよねぇ、キラキラ目で。／…ところでこれ少年誌だよね？
●手代木史織『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話外伝』／聖剣とは生き様！
●鈴木央『ちぐはぐラバーズ』／うん、確かにこれは驚く。受け止めた、のかな。
●古谷野孝雄『ANGEL VOICE』／全員の責任、という重い言葉。そこからの声援と切り換え。いい。
●佐渡川準『ハンザスカイ』／大谷さんかわいい！(第一声)
●丸山哲弘『琉神マブヤー』／鳳凰の絵で吹き出す、という珍しい体験。
●増田英二『さくらDISCORD』／これはこれで青酸っぱくていい、のですが、この内容で雑誌巻末コメントが「ご結婚おめでとうございます！」…。
