週刊少年チャンピオン2011年42号
●表紙、ドカベンのキャッチコピー中の「永遠の青春」て文句は確かにそうかもだけどさ…。
- 鷹見隼人『デザートローズ』/新連載。薔薇なのか。この主人公をどうひっぱっていくのか、という点には純粋に興味あり。
- 岩明均・中山昌亮『ブラック・ジャック 〜青き未来〜』/この会話の間、特にボケ部分は完全に岩明マンガだよなあ。クロエさんは、やっぱりあの娘なのだろうか。
- 板垣恵介『範馬刃牙』/勇次郎がゴジラの模倣を語る、ということで、巨大勇次郎とゴジラの戦う二次創作同人誌はおもしろかったなぁ、と。
- 佐藤タカヒロ『バチバチ』/カラー扉の明るさとは裏腹に、な内容。シリアスにもできたろう場面でギャグに徹した後、沈黙が語り、衝撃の胸中が明かされる。/もはや並べない、だからこそ最期にぶつかるべく負けられない。読ませるなぁ。
- 沼田純『行徳魚屋浪漫 スーパーバイトJ』/こうしてネタにできるってことは、現実ではすでに何らかのオチついてるんじゃないでしょうかね。しかし、職場恋愛はむしろマンガ界隈の方がさかんなのでは。/あと、一回載ったきりの『へうげもの』パロ広告といい、今回の柱「感謝の土下座!!」といい、ちょっと変だぞアオリ文。(おもしろいけど)
- 水島新司『ドカベン スーパースターズ編』/里中こわい、と思ったけどこれが普通の反応だよな。
- 平川哲弘『クローバー』/冒頭であっさりだけど、身バレこわい、もこういう世界の本質かもね。ナンバ…はちょっと違うけど。
- 細川雅巳『シュガーレス』/馬鹿は美しい。ひたすらな馬鹿はひたすらに美しい。(大月隆寛の『江戸川キング』書評より。)
- 増田英二『さくらDISCORD』/それを踏みにじっちゃあいけないなぁ、お嬢ちゃん。(少年マンガ的に。)/大抵のことは笑って流してやるけど友達を傷つける奴は許さん、てシャンクスさんもゆってた。
- 佐渡川準『ハンザスカイ』/ここで一人退場か…。/余談ですが、以前『NARUTO』で「チンコついてんのか?」という台詞が出てきて、それ読んだ僕は問題はチンコじゃなくキンタマだろうソウル的に、と憮然としたので、その点藤木さんはよくわかってるな、でも玉金って言っちゃうのが惜しくもありかわいらしくもあるな、て思った。
- さと『りびんぐでっど!』/内職で紙花つったら、もう『自虐の詩』即再生ですわ俺頭。これはあれか、いわゆる貧乏萌えか、越智善彦がどき魔女アンソロジーで描いてた。
- 手代木史織『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話外伝』/こういうベタを大見得きって描いてくれる所がいいんだよなあ。
- うえやま洋介犬『イマワノキワ』/先日、中村珍氏がTwitter上で「100万回愛してるって言うより一回抱きしめた方がいいというのは、時間的にも労力的にも確かにそうだ(※100万回言うのにかかる期間の試算つき)」と書かれてて、本当にそうだなあ、と思いました。
- 稲山覚也『てんむす』/これはいい顔芸ラッシュ。感情あらわにしてかわいいじゃねぇですか、さっきまでより、ずっと。そして主人公の挑発はなぜ江戸っ子。
- 石黒正数『木曜日のフルット』/ウィンナーがきいてるね。私も幼少時、麦茶だと思って飲んだら醤油だったことならある。
●今週休載だからって、ドカベンカラー扉めくると『イカ娘』単行本&ファンブックのカラー広告、ってのもなぁ…。