アメトーーク!の「ビーバップ・ハイスクール芸人」はおもしろかったですねぇ

本当、なんで「ミナミの帝王芸人」でコレができなかったんでしょうね。原作リアルタイムで読んで、映画まで見に行ってた今回の面々と異なり、「ミナミ〜」登場回の方々は、テレビでよくやってたから視聴してた、てだけなんじゃないのかと勘繰りたくなるクオリティの差。「あ〜知ってる知ってる(笑)」は“おもしろさ”とはちがうよ!



というわけで番組中に「また次回」と言及された、『熱笑!!花沢高校』芸人を楽しみに待ちたいと思いますというかマジやればいいんですよ、どおくまん芸人。現代日本マンガの失った、えーとありゃなんと呼べばいいの?ヘタと下品によるぶっ壊れ表現の凄み?それでも物語れるんだ、というのは視聴者の一部が勝手に感じ取りますからさ。*1
花田秀治郎の冒頭、便器にまたがり脱糞してる女性の図と「これが女の本質だ」のテキスト出して、スタジオ観覧の女どもドン引きさせちゃえばいいじゃない!*2そんな作風だから単行本軒並み絶版で、実際にはできないんですよどおくまん芸人。



というわけで、(以前も書きましたが)現実路線として期待するなら『ナニワ金融道』芸人でしょうかね。問題は絵を引用する際に、背景の看板がヤバいことです。なんなんだよMEKOホールって。それ描かされてたアシスタント達が今やってる『新ナニワ金融道』ではその手のネタきえちゃったわけで、心中お察しする。。
でもあれもドラマ版の話出せねーよなぁ、主役が彼では。ドラマからマンガに入った、もとい“入れた”女性とかいたのかしら当時。

*1:『ガクラン八年組』の話題出て、「4メートルの番長」発言にスタジオ中爆笑してたのは、正直びっくりした。いや、私も笑いましたが、そこまで笑うかよ、と。そうか、もう“おはなし”としては通じない、“ネタ”でしかないのか、この脈絡。

*2:で、近年では高橋のぼるが、休刊したヤングサンデーからスピリッツへの移籍第一回目の『土竜の唄』土竜(モグラ)の唄 1 (ヤングサンデーコミックス)で和式便器にまたがる女性見開きで描いてましたが、この人の作風見る限り、あれは多分サービスシーンのつもりなんだと思う。思えんが。/でもその意味では、間違いなくストーリーテラーとしてのどおくまんソウル受け継いでる描き手の一人だと思いますよ、高橋のぼる。おもしろい。