コミックビーム2010年10月号
- 副編・岩井氏が書いてた“表紙がビーム初の試み”て、これかぁ。アニメはどこまでやるんでしょう。小学校卒業まで、じゃ後味悪いしねぇ。/実際に見た身からすると、劇場版『いばらの王』のハブりっぷりは正解だったかも…いやいや…。
- 志村貴子『放浪息子』/これ、最終的にプンプンぐらいまでやるのかね。岡はすっかりかわいくなっちゃって、まあ。この変化(内面含む)の見せ方は、この作劇ならでは、だよな。/しかし、ついこの間までも学園祭学園祭言ってたような…。
- ヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』/山賊と温泉。タイムスリップ先が、『任侠沈没』のヤクザ温泉シーンだったらどうしよう!わくわく!/しかし130万部って…本当に?(疑いの目)2巻何部刷るんでしょ。
- 三宅乱丈『イムリ』/目力すげーな。しかし、あのドネークにこんな見せ場が来ようとは。/ここでデュガロが。ミューバとガラナダの立ち位置や、いかに。
- 新井英樹『SCATTER』/犬こわい。
- カネコアツシ『SOIL』/これですべてが終わる…のか?あらためて、絵がすごいな、と。
- 鈴木みそ『限界集落温泉』/ブーム頼りから堅実路線へ。実際、話術(交渉)の上手さというのはすごく有用な能力だと思う。新刺客には、『エンジェル伝説』の善人先生がダブる。
- 三家本礼『血まみれスケバン・チェーンソー』/エロこわい。
- 唐沢なをき『まんが極道』/笑った笑った、けど笑ってばかりもいられない、か。編集長交代とかは、本当になぁ。ちなみに伏せ字ピー音“ネタ”削除の件では、ゲームですがPS2版『キラー7』という実例が。/この回こそ、呉智英に語らせるべきですな。この手の話で個人的に共感したのは、内田樹氏のブログエントリ「非実在有害図書」。この世に誰の気分も害さない表現など、存在するわけないじゃんねぇ。(←この物言い自体も、か。)
- 三好銀『あるアーティストの帰郷』/読切後編。この作品は一見ユニーク、でも実物はそら恐ろしそう。復讐方法の直接性と微妙なズレがかろうじて人間味…かな。
- 竹本泉『あかねこの悪魔』/お姫様だっこは重い。至言やのう。
- 鮪オーケストラ『徒然妻』/読切で久々の登場。相変わらず狂ってます。全然すごくない巨人が、やっぱりスゴい。
- 伊藤輝『深淵』/読切。鮪に続けてブラックノリか、と思いきや。力技な展開がステキだ。
- 山川直人『澄江堂主人』/この“可愛さ”でこの内容。おもしろいのぅ、うまいのぅ。
- 朝倉世界一『デボネア・ドライブ』/最終回。口はばったい言い方すれば、その自由さも含めて、マンガの愉しさを読ませてくれた作品でした。「キュートでクレイジー」というキャッチが、まさしく。面白かった。/単行本の帯文のメンツが、吉本ばなな、江口寿司と“いかにも”すぎてアレなんで、3巻はいっそ狩撫麻礼あたり期待したいところですが。
- ビームTシャツは、すなおにどれもカッコいいな。羽生生作品を早く!
- 今回の「コマンタレビーマー」は必読。衝撃のラストがあなたを待つ!
- 他社広告ですが、ようやくアフタヌーンから須藤真澄短編集が!待ってました!やったぜエムカミ!(※未確認)
- そして、fellows!スレより朗報。10月に、宮田紘次のビーム連載作品『ききみみ図鑑』が単行本化だ、わーいわーい!/が、発売日見るとフェローズ単行本扱いなんで、ビームには広告載らないんでしょうな。百名哲の短編集といい、編集部は違えど同社の初出の掲載誌として、もうちょっと融通きかないもんですかなぁ。もったいないじゃない。
- あと『アベックパンチ』2巻広告が、見てて寂しい。続刊…。