見たアニメ

番組改変期ってことで、チャレンジャー気分でいろいろ見てはみたのだけれども。私的に気引かれたのは、これらくらいかなってことで。


放映終了。最終回クライマックスに微笑みながらも、これ全部の回見れてたらもっとおもしろかったんだろうなー、と思うことしきり。「見てたら」でなく「見れてたら」なのは、電波の受信状態が最大の障害だったから!
アニメの好みという点では私、ハルヒを「ナレーションがうざったい」、絶望先生を「演出がいらつく」、と初見ではじいたような性分です。でも本作については、大量のナレーションと、こういう演出は何て言うんですか、大胆風味なコンテですとかカットバックですとかに、きっちり重力感じられたわけです、それこそ主人公の「私」を。だから気に入った。それら込みで物語見れたわけです、私でも。
また作品内容についても、これは私みたく地味な大学生活送った連中こそ、感じ入るもんじゃなかろうかと。夢見て笑うんじゃないの?ジョニーに、心をわしづかみにされたりさ。そこに、そういう精神状態に、その距離をとれる人に視聴者層をおいてると思うのですよ。まあ正直、ダッチワイフとの駆け落ちには入り込めなかったけどね。
実際、最終回前の内容は微妙に思えたし、最終回についても、そこはみなまで言うな、という気がしないでもなかった。でもまあ、これはこれで作品として真っ当か、とも。演出自体が奇抜だからこそ、芯としてはそこまでやって正解、かもしれない。(『Angel Beats!』も麻枝准作品として、そこら辺なんとかならんかったのかねー。)
田舎者として、あの蛾はどうか、とも思うが、総じて楽しい作品でした。おもしろかった。


この作品、私は原作単行本講読してる(まだ近刊のみですが…)んですけども、アニメ2回目後半にしてやっと期待してたものが見れた、と。この手の、オチ含めて話運び決めてみせる辺りが『みつどもえ』の魅力である、と当方目しております。みつば・ふたばの子供的愛らしさも、異なる形で出せてましたし。
それこそ、『団地ともお』初期の上質なストーリーテリングやガキ描写(7巻くらいまで)が変質しちゃった今、それ読みたがりな私の新たな希望の地はここではないかと。いや、時々本気でそう思えるのよ、たまにね。どちらもホラ、主人公小学生だし!一話8ページだし!(『ともお』は休載多かった一時期が。)親片方しか出てこないし!(『ともお』は顔だけが。)アニメ化だし!(『ともお』は作中作「スポーツ大佐」が。)変態は、よく考えたら『ともお』の方が多いような…。
とまれ、オープニングのにぎやかさもエンディングの余韻もいい感じですね。早くキャラ出揃って絡んでほしいなー。ファンかよ!ファンです一応。あとチャンピオンのCMで、『弱虫ペダル』や『バチバチ』の名が出てにんまり。


ノリの馬鹿馬鹿しさと、女の子の可愛さが好印象。



あと、ギャルゲー・エロゲー原作アニメのヒロイン紹介回ぶりがすごかった。
どうせなら『Maple Colors2』あたり、アニメ化すればいいのになー。キャラ立ってて笑えて燃えも萌えもあるのに。演劇やったりCLANNAD Blu-ray Box変人だらけの学園生活涼宮ハルヒの憂鬱 ブルーレイ コンプリート BOX (初回限定生産) [Blu-ray]だったりなのに。



あと『ストライクウィッチーズ』も予約録画してみたら、チャンネル間違えて、放送局のテレビ愛知ではなく三重テレビを録画していた。これは、1期を放送したのに2期は同エリアのテレビ愛知にとられた(『一騎当千』に続いて)、三重テレビの呪いだな!と思い至った。また3ヶ月間、深夜アニメはお休みみたいだし三重テレビ



ついでに余談ですが、先週のヤンジャン掲載分の『B型H系』、センターカラー回でついに山田が衆人環視の中、真っ赤な顔にぐるぐる目で小須田への本心口走ってて可愛かった。乙女め!アニメ2期はないのかなー。