「Angel Beats!」12話

今までエンディング歌ってきたのが多田葵で「knockin' on heaven's door」なんて副題つけられた日にゃ、「カウボーイビバップ」的カタルシス期待する向きも特にありませんかそうですか。Gotta knock a little harder! がたなりとるはぁだあ!(Vo:山根麻以)



〜本編視聴〜



1話目見た後に『キラー7』のこと書きましたが、今回は『シルバー事件』がダブってしかたないわ。あれはねー、同じような光景の中、キンタマ持って生まれたからにゃ 死ぬまで生きろ!」という叫びと共に発砲するんですよ。そこまで読んできたプレイヤーとして、目頭熱くしながら。
で、まあ私はこの作品、以前書いたみたく世界観には食指動かんし、音無同様ゆりっぺも行動原理つーか彼らなりの倫理見せてくれねーんで、ピンと来ないまま、熱覚えないまま今回も見てたわけです。(冒頭、音無の説得受けてのひさ子の心境の吐露に対して、音無自身が「わかんねーよ」と苦笑で返すのは正味どうなのよ?まあ、マジならいいって話でもないんだけどさ、確かに。)
でも最後まで見たら、コレゆりっぺの心境だけ見ればおはなしとしては、以前俺が『さよならもいわずに』(上野顕太郎)最終回の感想で比較としてあげた2タイトル『愛人[AI-REN]』(田中ユタカ)、『この世界の片隅に』(こうの史代)と構造的にはやってること同じじゃねーか、ということで、それら好きな私としてはなんだ、許せてしまったのである。うーん。
あ、この作品で“愛”といえば、みんなに魚ふるまうシーンだろ、間違いなく。さあ最終回だ。