コミックビーム感想

コミックビーム2010年7月号



※発売日今日(11日)でしたか。たまたま書店行った(『ちはやふる』新巻と『ラクダが笑う』目当て)ので、気づけました。
しりあがり寿『』/新連載。タイトル無し、て正直微妙だ。最近、ビームでのしりあがりの連載は、ライブ感というか、場当たり的?な印象が強いんで、まだなんとも。
ヤマザキマリテルマエ・ロマエ』/ワニ健在!/こういう、(デフォルメじゃない)絵で笑わせてくれる作品って、いいですね。
須藤真澄『庭先塩梅』/そもそも帽子オカマさんは「能力者」(あっち側)のはずなんだけど、それも今回はスカーフとか、あと顔パックとか、細かいネタがよいね。
三家本礼『血まみれスケバン・チェーンソー』/前科…。/「マイケル・ジャクソン攻撃」のセンスは、この人ならではかもなーと(笑)。
三宅乱丈イムリ』/止まらない悲劇。/それにしても、マンガにおける目の描写について、てのは時々見かけた論評ではありますが。ミューバは怖いし、チムリと父の対比は見事だし、ほんと巧いよなぁ。
●河合克夫・市川ラク『趣味の店 ヨーロッパ』/新連載。絵も話も凝ってておもしろい。タイトルの意味がわかんないけど。/ビーム読者としては、こういう作風見せられると、安永知澄奈良佳子の再登場を期待したくもなるものですが。
●久寿川なるお『鉄ヲタ少女』/シリーズ読切。シリアス&ギャグで、電車にかけたオチ二つ。この手のネタは、個人的に好みです。
竹本泉『あかねこの悪魔』/子供向け抄訳&超訳に笑った。やっぱりケストナーといえば、小学校図書室にある(はずの)岩波版少年文学全集だよね。『エミールと軽業師』じゃなく『エーミールと三人のふたご』だよね!
新井英樹『SCATTER』/本当どこに向かってるんだ、この話。これだって、状況だけはエロマンガ…のはずなんだけどな。
鈴木みそ限界集落温泉』/その発想はなかった>アユポン。あと野菜は売れないよマジで。
唐沢なをき『まんが極道』/…笑ってすませてくれるなら、まだいいんじゃないかなー。断面図の良さは、俺もよくわからん。
●武内柚樹明・おおひなたごう魔法少女トメ』/読切前編。ホラーギャグ、でいいのかな。次号のオチ待ちで。
上野顕太郎『夜は千の眼を持つ』/『ストップ!にいちゃん』ストップ!にいちゃん〔完全版〕一学期【上】 (マンガショップシリーズ 264)のパロディ、なんだろか。(タイトルと、引用でしか内容知らないもんで。)こういうのも悪かない、とは思いますが、いかんせん直前に載ってるのがアレだと…。
タイム涼介アベックパンチ』/ああ、ラストページがすごくいい。次号最終回。
山川直人『澄江堂主人』/太宰治を描いた『ンダスゲマイネ。』ンダスゲマイネ。 太宰治蒼春篇 (モーニング KC)もそうでしたが、こういう内容は映えますなー。それ好んでる自分も、ちょいとアレですが。
いましろたかし『びっくりまん』/最終回。これぞ、て感じでシメとしてはよかった。
※次号、丸尾末広が読切掲載。(タイトル『聖アントワーヌの誘惑』ですが、同名書籍が原作?)
※表3、角川の夏コミ広告のすみに、ああアミルさんアミルさん!(暑そう。)あとは、よつばとセイラさんしかわからん。/てか、イラストコンセプト、森薫名義だ!



あすなひろし原画展開催ですか。うーん…私的には日程が…(泣)。でも行ける人はぜひ行くべき、マジで。超オススメ。