- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2010/03/03
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ああ、やっぱりおもしろいなー『サマーウォーズ』は。店頭で、勢いでDVDの方も買ってホントよかった。ん?本当によかったの?
『サマーウォーズ』、私は映画館では2回見たんですけれども、こうしてくり返し見てみると、あらためていろいろと細かい演出に気づかされます。みんなちゃんとキャラあって、そこが楽しい。カズマだけじゃないんだぜ!
でまあ、やっぱりラストが大好きなんで、今回じっくりその場面、背景ふくめて見てみたんですけれども。自衛隊員・理一さんのノリノリっぷりとか(健二の背も押してんだよな)、カズマのしらけっぷりとか(みんなで笑ってる場面、常にぶーたれてんだ)、寄生獣化してる翔太兄とか(ケンジさん!は家で見て気づいたw)のおもしろさもさることながら、あーた、ここで注目すべきは左下の夏希先輩の親御さん夫婦ですよ。
なんか劇中では、ぽけーとした感じのセリフ一言の夏希の母ちゃんの、ラスト背景での対面→待ち→行為→事後の所作ときたら!ヒロインたる我が娘のラブっぷり前に何、なんなの!なんてステキな演出なの!もう好きだわ、『サマーウォーズ』!
あ、コミックビーム読者として、「家族」を描いた物語といえばコレを挙げたい。
- 作者: 羽生生純
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2007/10/25
- メディア: コミック
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エグみと性臭に彩られた黒い、だが実にしぶとい、ホームドラマです。山本直樹『ありがとう』が90年代ならば、『アワヤケ』こそゼロ年代の家族の、ガッチリ“物語”。好き、だけど勧めにくい。まあ折に触れてどうぞ。
タイトルの意味がずばり「家族」の、『CLANNAD』なんて作品もありますが、あれはまた意味違っちゃいますからね。好きだけど。