フェローズ感想

fellows!」 volume 9
笠井スイジゼル・アランシリーズ』/なんともかわいらしい。ただ、この作品、“闇”は意識的に排除してるんでしょうけど、こういう展開だとそこがツラく見えてきちゃうな。うーん。
・長澤真『瑪瑙之竜』/(初見)そのサブタイトルはないわ…。/(読後)いや堅物でもないわ…。
なかま亜咲健全ロボ ダイミダラー』/怒涛のボケ倒し。中学生の恋愛なんてそういうもんさ!(←まとめたつもり)
しおやてるこ『たまりば』/(初回見て)あー、こんなノリでいくのかー。→(4、5回目?)あれ、全身像?→なんか絵変わってきた?構図変えてきた?→新しいことやろうとしてね?それって「作家」として正しくね?というわけで、いつの間にやら期待株。/で今回は急展開…というには、ちゃんと積み上げてきてたもんな。“大人”ね。ハルオは『ジゼル・アラン』には出れねえな。(そりゃそうだ)/蛇と虎って。でもマジとバカ、両方に足つっこんでるのは確かだしなぁ。あ、俺のなけなしの腐女子脳が…。/チャームポイントは光るデコ!どう?どうって。
入江亜季乱と灰色の世界』/誠がんばれ。/「女のにおいは 混ざるとくさいんだよ」名言きた。(喪男的に)
・福島久美子『水晶石の森』/野暮きわまりないですが、直前に『難波鉦異本』下巻難波鉦異本 下 (BEAM COMIX)で「幽霊の絵の変遷」読んだんで、なんか微妙な気分に。/てあれ?氷さんて雪女(オバケ)じゃなかったの?
長崎ライチふうらい姉妹』/誌面における癒し系。「エンタの神様」における東京03的な。/「あの人が親戚になるのやだ 遠くで見る分には楽しいけど」名言きたその2。そして、お前らのことだよ!
室井大資『ブラステッド』/わたくし的に、メシの場面をうまく描ける、効果的に見せるマンガ家って、けっこうポイント高いんですよね。たとえば、今回の冒頭とかも。/「意思じゃない、条件反射で殺すんだ」(『シルバー事件シルバー事件より)、か。そして三つ巴戦へ。読ませます。/巻末コメント、佐々木一浩〜。俺も心待ちにしている一人です。
八十八良『ウワガキ』/あれ、これも見せ方うまくなってるような。元から手練れの方ですけど、でも。/取材。うん。
森薫乙嫁語り』/うわああ。今回は相当にグッときた。マンガの描き込みは力ですな、ホント。/こういう語り入れられると、もうメロメロになってしまう、おはなし原理主義者だか田舎者だかの私です。前回きたメロメロとはまた別でな!そしてスミスさん、みなまで言うな(苦笑)。/パリヤさん、すっかりギャグキャラに。(やっぱり弓矢の構え方、こちらはこれで合ってるんですかね?)あと、ティレケが鷹を妄想する場面、『へうげもの』で信長の頭に鷹止まる場面(顔面に流血)がダブってしまった自分がやだ。
鈴木健也『蝋燭姫』/重い…。一部ペン画ですが、やっぱり時間かかる絵だよなーこりゃ。/おいも再生環境なかとけ、『サマーウォーズ』のブルーレイば予約しとっとよ…。(「佐賀のがばいばあちゃん2」ば見たとさ)
宮田紘次『真昼に深夜子』/モブキャラの顔・表情がよい感じ。
睦月のぞみ『兎の角』/やっべ、じわじわおもしろくなってきた。いいノリだ。そしてこのオチ、だまされた自分がくやしい(笑)。
・澤江啓太『鳥目さんの恋』/このオチは、個人的にちょっと…。作風は好みですが。
・嵐田佐和子『魔法少女メルリン』/扉めくって一コマ目が一番笑った。最後は、もうちょっと幸せな顔見たかったかも。いや、パンダなんだけどさ。
・長野香子『ノラ猫の恋』/このマンガの食いっぷりはいい!私も田舎では、実際外でメシ食ったり(食わされたり?)してましたが。/浴衣に網タイツにヒールで頭に花…。『サマーウォーズ』に夏希先輩ってのがいてだね以下略。で、え、ここに来てフラグ立ちました?/やっぱりこの“描かない”ところが、いいんだよなー。
・冨明仁『玲瓏館健在なりや』/作風の誠実さは、宮本福助この度は御愁傷様です (モーニング KC)あたりに近いセンスですかね。
大武政夫『飛んでもガール』/助けたおっさんのぞんざいさがひでえ。あとなんだ、ロックってなぁ、お前おこられるぞ!好きな芸風ですが。
・空木哲生『町火消し』/これは非常に好みな世界。カケアミですし!社長がいいキャラしてるなぁ。
丸山薫『ストレニュアス・ライフ』/個人的に当たり外れのある作品なんだけど、今回は妙にツボだわ。1ページ顔、しかもこれって。

次号より福島聡新連載!『シャーリー』?なにそれ。



※※※ボツ※※※
『シャーリー』?なにそれ食えるの?食べるなよ!(最低だ)