越智善彦

越智善彦の夏コミ新刊をやっと購入。シリーズ52冊目。 描線の使い分け。 のほほん世界で考える“兵士”。 やっぱり好きだなぁ、この世界。

越智善彦の新刊(マリエリシリーズ52冊目)だけは、なんとしても買いたいなあって。長いつき合いなのであります。 まあ単行本にまとめられた際も買いますけどね!

NHKBSプレミアムでやってた映画「燃えよドラゴン」を見ました。

越智善彦の描く頬の斜線

昨日読ンだ、ドラマの原作にもなっている漫画に出てくる主人公の女の子の顔の、99.9%にほおを赤らめていると思われる斜線が何の意味もなく描かれていて、凄く気になった。最近、この表現、凄く気になるンだよね。あまりにも安直な表情作りで。画力不足=頬の…

越智善彦『ドロイどん』より。 かわいい。(絵だと。) 表紙もかわいい。 裏表紙はカッコいい。(装丁として。) 中表紙は君の目で確かめよう! ※嗚呼、好きな作品を広めたい…。

越智善彦『ドロイどん』(単行本)

当ブログでも長期間にわたり愛を叫んできました“週刊1ページ連載セリフ無しマンガ”、越智善彦『ドロイどん』の単行本がついに発売されました。ドロイどん (電撃コミックスEX)作者: 越智善彦出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス発売日: 201…

越智善彦『ドロイどん』96〜100、他

(『ドロイどん』96話より) 冒頭三コマ。「ででん」とたたずむドロイどん。足元、ここでは噴出口ですが、その周囲に煙が漂います。「カシャ」「カシャ」と双方の腕が個別にオノマトペ立てて変形。リアルロボット、じゃないけれど、いつもよりややリアル寄りの…

越智善彦『ドロイどん』91〜95

(『ドロイどん』91話より) 「キヨキヨキヨ」とメカ群に追われるひなたちゃん。汗かきべそかき猫抱え、真正面からの構図です。なんかわざとらしい程レトロな構図のコミカルさ。これを描けるのが作者の距離感ですね、作品に対する。 そこに響く「ガンゴンガン…

越智善彦『ドロイどん』86〜90

(『ドロイどん』86話より) 海水浴です。砂浜をかけていく、ひなたちゃんと防水カバー装着ドロイどん。後ろではお姉ちゃんが「ぎゅむむぅ」と自分のドロイドにも防水カバーつけてます。少女は笑顔でうきわ抱えて、無表情なロボットは両手をあげて、一緒に走っ…

越智善彦『ドロイどん』81〜85

(『ドロイどん』81話より) スズメとドロイどん。まず、この目で「プッ」と笑ってみせる動物、という絵をひさしく見てませんけど。 で、そこにドロイどんが「そお〜〜‥」と手をのばします。「ぽふっ」。手がとどかない。「ぽふ ぽふ ぽふ」。何度やってもとど…

越智善彦『ドロイどん』76〜80

(『ドロイどん』76話より) はい、これは廊下の角でガイコツとセイバー、のようなドロイドがはちあわせする場面です。 読者の視線が入ってくるコマ右側に「キュイイイイン」という描き文字・オノマトペがある。それを見て左側にいくとコマの上下にキャラがい…

越智善彦『ドロイどん』71〜75

(『ドロイどん』71話より) はい、1ページ四段構成の二段目、右端から四コマ。これは黒ドロイドが倒れているの見て、お嬢さんが自分のドロイドに指示を出す、という上段から続くコマです。 まず一コマ目。コマの右上にドロイドの腕。筒状の、射出形態のそれが…

越智善彦『ドロイどん』66〜70

(『ドロイどん』66話より) 雪景色の中、木にまかれたワラに興味を持ったひなたちゃんです。 「カサ…」とめくると「もぞもぞもぞ‥」となってて引くわけです。目は点から白丸から黒丸。背景は白から黒からカケアミ。見る対象の影や描き文字・オノマトペふくめ…

越智善彦『ドロイどん』61〜65

(『ドロイどん』61話より) ひなたちゃんをベッドに寝かせて、お姉ちゃんが部屋から出てった次の場面。 部屋のドアが「パタン‥」と閉まり、ドロイどんとネコがコマの左側でそれを見ています。そのまま左のコマに目をやると、ドロイどんとネコがコマの右側に、…

越智善彦『ドロイどん』56〜60

(『ドロイどん』56話より) アナログ描画で、貼られたスクリーントーンのグラデーションによる暗さの表現なのに、ガラケー撮影画像クオリティですいません。 はい、謎のおじさんと黒ドロイドの行進。背景、出入口の向こうに「キヨキヨキヨ…」となにやらメカが…

越智善彦『ドロイどん』51〜55

(『ドロイどん』51話より) 「びゅうううん」と風の吹きすさぶ鳥居、から下に目をやると石段の両縁をかけ上がる2体のドロイド。 「ビュンッ」という描き文字・オノマトペとともにロングからアップへ、枠線なしのカットイン。 (『ドロイどん』52話より) 複数の…

越智善彦『ドロイどん』番外編

越智善彦『ドロイどん』は週刊アスキー連載作品ですが(現在は『ドロイどんZ』連載中)、秋葉原で配布されるフリーペーパー「週刊アスキー 秋葉原限定版」には『ドロイどん番外編』が掲載されていました。 今回紹介するのは、一昨年末に出た「週刊アスキー増刊…

越智善彦『ドロイどん』46〜50話

(『ドロイどん』46話より) はい、1ページ四段構成の二段目、右端から二コマ。 右のコマで初音ミクコスプレ(?)のドロイドがひっくり返ります。この動きあらわす動線の形とかカケアミで描かれた影もいいんだけど、私が好きなのは描き文字、オノマトペです。 …

越智善彦『ドロイどん』41〜45話

(『ドロイどん』41話より) 「わさわさわさ」と白抜きゴシック体であらわれ、「わさわさわさ」と筆字で近づいてきたり。 (『ドロイどん』42話より) 「コンコン」と叩いても、無反応だったドロイドが「プキュウ」と頭を押されると「ピポッ」と動き出したり。 (…

越智善彦『ドロイどん』37〜40話

(※36話の切り抜きは見つからず。) (『ドロイどん』37話より) ひなたちゃんがドロイどんに、はずれた頭を装着させる様子描いた四コマ。 一コマ目、走るひなたの姿。白い背景で全体像を横から。この体勢もユーモラスなんだけど、下に棒のような影。 二コマ目、…

越智善彦『ドロイどん』31〜35話

(『ドロイどん』31話より) はい、これは1ページ四段構成の三段目を、右端から3コマ。 読者の視線は二段目左から折り返して、このコマの左上から入ってくる。そちらの方向の“何か”を見る、向かい合う形で、ドロイどんとひなたちゃんの頭に、気づきの動作表現…

越智善彦『ドロイどん』26〜30話

(『ドロイどん』26話より) 壁やガシャガシャや石畳があったり。 (『ドロイどん』27話より) 家の方角がわからず途方にくれたり。 (『ドロイどん』28話より) 音が鳴り出し、音源を取り出したり。 (『ドロイどん』29話より) のぞいたノートの内容が理解不能だっ…

越智善彦『ドロイどん』21〜25話

(『ドロイどん』21話より) ドロイどんの頭部、前面上部の目が「キラリンッ」と光る様を、眼光の絵と背景の集中線と体面に貼ったスクリーントーンによる影で表現し、仰角で描き、 ドロイどんの頭部が「ガパッ」と開く様は俯瞰から、コマの枠線なくして描くこ…

越智善彦『ドロイどん』16〜20話

(『ドロイどん』16話より) 「Pi」と鳴った瞬間とその結果のアクションで、コマの幅という空間と時間が描き分けられたり。 (『ドロイどん』17話より) 「ガパッ」とカタカナで鳴ったり、作業内容を絵でしゃべったり、「もぎゅっ もぎゅっ」とひらがなで鳴った…

越智善彦『ドロイどん』12〜15話

(『ドロイどん』12話より) 「もぎゅ もぎゅ」とドロイどんにひもを押し込んだり。 (『ドロイどん』13話より) スクリーントーンで影が貼られた、手前に位置する2体のドロイドについて考え、ノットイコールと発言するまでに間があったり。 (『ドロイどん』14話…

越智善彦『ドロイどん』6〜10話

(『ドロイどん』6話より) 人物から急に鳴り出した“謎の物体”にアングル180度、俯角から仰角に切り替わったり。 (『ドロイどん』7話より) 「人々がドロイドを連れて歩く日常」という光景が、背景となる石畳の絵とともに描かれたり。 (『ドロイどん』8話より) …

『ドロイどん』1〜5話

ドロイどん (電撃コミックスEX)作者: 越智善彦出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス発売日: 2014/05/27メディア: コミックこの商品を含むブログ (30件) を見るAmazonに越智善彦の新作『ドロイどん』が登録されました。(わーパチパチ) アス…

越智善彦『ドロイどんZ』2話より

週刊アスキー No.967(2014 3/18増刊号)49ページより 越智善彦の描く、オリジナルご当地キャラ。 ※新シリーズでセリフ入るようになったら、一話目が説明セリフだらけでがっくりしてたんだけれど。2話目のこの抑制された感じなら、雰囲気保たれるかな?大丈夫…

明日発売の週刊アスキーにて、『ドロイどん』新章開始

週刊アスキー No.965(2014 2/11)49ページ 越智善彦の1ページ連載サイレント漫画、『ドロイどん』目当てに毎週買ってる週刊アスキー(すいませんねぇ)。 先週号ではラストにあのような表現≒結末が描かれ、次々号から新シリーズ開始、という告知がされたので、…

越智善彦『ドロイどん』111

週刊アスキー連載、越智善彦『ドロイどん』。 先週号、110話のタイトルカット。 そして今週号、111話のタイトルカット。 !!!すなわち111。 というわけで。最近の展開で、これは終わるんじゃないかなー、と思っていた『ドロイどん』が今週号の111話目に…