ビーム感想

コミックビーム2018年10月号

※先月号です。 表紙は映画『血まみれスケバンチェーンソーRED』。連載開始時は「追悼 狩撫麻礼」の文言を携えていた『繭、纏う』が、単行本発売の報にはチェーンソー携えてるという(意味不明)。 ●三家本礼『血まみれスケバンチェーンソーreflesh』/新連載。…

コミックビーム2018年9月号

●谷口菜津子『彼女と彼氏の明るい未来』/新連載。近未来が舞台のラブコメ…か?物語の要素的に『ルサンチマン』みたくなりそうな気配も。●三宅乱丈『イムリ』/ヴィテジが否定した「高貴な民」のことを思い出す。血でも位でもなく、意志が今。ミューバが自嘲…

コミックビーム2018年8月号

表紙はデュガロ、裏表紙はペコちゃん。 ●三宅乱丈『イムリ』/嗚呼…これはまさかの展開だ。衝撃であり救いだ。運命の奴隷としてしか生きる道が見えずとも、いつか目覚めることのできる「眠れる奴隷」ではありうる。誰かに希望を伝えうる。と、テーマ的にもジ…

コミックビーム2018年7月号

※先月号です。 ●オカヤイヅミ『ものするひと』/巻頭カラー。喧騒の場が離れた所にあり、そこに合流し、しかし乗れず、で、それは各々そうらしいという情景。フォント、オノマトペ双方が、絵として音として効果的に映える。●上野顕太郎『夜は千の眼を持つ』…

コミックビーム2018年6月号

裏表紙がひさびさに、よしづきくみちイラストのイヤホン広告。かなりの期間、「WORLD OF TANKS」が広告出し続けていたが。(9号連続?) 羽生生純・池田エライザ・片桐健滋の鼎談が掲載。こういう事情だそうで。 本日5月11日『ルームロンダリング』上巻発売で…

コミックビーム2018年5月号

●田辺剛(原作・H.P.ラヴクラフト)『時を超える影』/新連載。表紙と巻頭カラーからクリーチャーが映える映える。『狂気の山脈にて』からダイアー教授再登場の場面は、連載マンガらしい魅力だな。冒険譚後に一冊の本という絵で完結した前作に対し、本作では山…

コミックビーム2018年4月号

※先月号です。 表紙デザインは3ヶ月周期か何かなのか。 ●森泉岳土『セリー』/新連載。閉鎖空間にて男と女性型アンドロイド。物語を読む人型機械といえば、古橋秀之ひさびさの新刊『百万光年のちょっと先』が実に良くてですね、はい。 百万光年のちょっと先 …

コミックビーム2018年3月号

表紙、この絵面に「追悼[狩撫麻礼]」の文言というのがビームだよなあ。 ○狩撫麻礼の訃報掲載。唯一のサイン会おこなえたのは編集部誇っていいだろうな。その作品自体は、総編集長・編集長が以前いた秋田書店での連載作で、途中からは未単行本化のまま完結し…

コミックビーム2018年2月号

●市川ラク『わたし今、トルコです。』/単行本発売記念巻頭カラー、というかカラーで宣伝パート。丸尾末広の表紙絵めくったらこの絵柄という落差、よいな。 →動物パラダイス。体験エピソード重ねて、ラスト1ページにさらっと背景解説のさじ加減。●丸尾末広『…

コミックビーム2018年1月号

3号連続実写表紙。 ●片桐健滋・梅本竜矢・羽生生純『ルームロンダリング』/新連載、映画コミカライズ。霊が見える女性主人公にして、占有屋の別形態みたいなものか。巻末コメントで「初コミカライズ」と述べているのは、これまでの“原作もの”と異なり忠実な…

コミックビーム2017年12月号

22周年記念号、ということで表紙はインタビューコーナー担当でもある姫野たま。ちょっと前までヒロインづいていた表紙が今度は実写づいてる!今月は読者プレゼントの画像も姫野氏。前号では表紙が青柳翔なのにプレゼントはおおひなた絵だったんだ、仕方ない。…

月刊コミックビーム2017年11月号

目玉焼き実写ドラマ化発表、ということで表紙は主演の青柳翔。箸で名をつまんでいる!/巻頭には、おおひなたごうと青柳氏の対談掲載。青柳氏、いいこと言うじゃないか。 ●おおひなたごう『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』/炎上展開とは。コミュニケーション…

月刊コミックビーム2017年10月号

※明日には最新号発売。 表紙は青高チア部。ここ数ヵ月のビーム表紙はヒロイン押しだな、いやーあざとい(棒)。 ●オカヤイヅミ『ものするひと』/新連載。作家の日々。絵柄の静物としての画面の浸食が独特で、その中である言葉。最後のネタには帽子男がダブっ…

コミックビーム2017年9月号

※えーと、イムリの感想ほぼネタバレです。単行本派の為にもぼかしたくなるおもしろさ、なんだけども3話続けてはね、山場過ぎてもう。 ●唐沢なをき『僕らの蟹工船』/新連載。『蟹工船』パロディ、なのか。なにやら不吉な設定のぞく主人公だが。美青年&BL化…

コミックビーム2017年8月号

●三家本礼『アイアン・ゴーストの少女』/新連載。機械人形に魂移しての異教徒バトル。今回は女子高生主人公。 ●H.P.ラヴクラフト、田辺剛『狂気の山脈にて』/前回の迫力怪獣バトル(想像図)から、今回のミニマム(でもないのだけど)な眼前の違和感、というつ…

月刊コミックビーム2017年7月号

●新井英樹『KISS 狂人、空を飛ぶ』/新連載。表紙絵(アオリ含む)からして強烈ながら、本編は吹き出しもオノマトペもそしてペンタッチもなしで、ガキの衝動猛りまくりインフレーションとモノローグで突っ走る52ページ。『SCATTER』も1話から強烈なヤバさでし…

月刊コミックビーム2017年6月号

表紙は『狂気の山脈にて』で、ク・リトル・リトルがババーンと描いてあるところにアオリが「常識に囚われない者たちへ」「YOU ARE NOT ALONE.」というね。 ●田辺剛『狂気の山脈にて』/一話まるまる異形たる先人類史(まだ続く)。真相の嫌な想像を、絵力の前…

コミックビーム2017年5月号

●おおひなたごう『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』/オムライス。わざわざ外食、についてはCoCo壱カレーがトッピングメインにやってるようなものか。 ●田辺剛『狂気の山脈にて』/前人類キター! ●久野遥子『甘木唯子のツノと愛』/集中新連載(旧名義・久野酸…

コミックビーム2017年4月号

表紙は『地底旅行』。確かにカッコよい。 ●おくやまゆか『むかしこっぷり』/シリーズ新連載。聞き書き、ということになるんだろうか。この絵で描写されるエピソード自体独特のおもしろさであるが、末尾に入る話者と作者のふれあい、その視線の距離感がまた…

コミックビーム2017年3月号

●conix『青高チア部はかわいくない!』/新連載。チアガールの漫画ってエロしか知らない、はさておき女子高校生コメディ。部活コミュニティの代替わりによる方針転換、と硬軟どちらにも針振れそうではある。欲求に忠実な主人公と、囲む仲間達の温度も一様で…

コミックビーム2017年2月号

表紙絵は桜玉吉。アオリは「そのうちなんとかなるかもね。」お、おう。 ●H.P.ラヴクラフト・田辺剛『狂気の山脈にて』/以前と今回、どちらも異生物発見シーンが見開きなのだけれども、状況で変わる雰囲気、その描き分け。 ●桜玉吉『ざらめ月夜』/読み切り6…

コミックビーム2017年1月号

※先月号です。 表紙絵は丸尾末広。黒地にピンクと水色のフォント。 で、めくると表2広告が劇場版SAO、左にカネコアツシのカラー絵。広告の色味はあえて合わせたのかな。 ●カネコアツシ『デスコ』/巻頭カラー。カラー4ページの内、1・4ページ目で見開き絵2分…

月刊コミックビーム2016年12月号

●森泉岳土『報いは報い、罰は罰』/新連載。館が舞台、内面の闇、というと初期にも似たモチーフの作品あったが、本作はホラーになるのか。 ●伊図透『銃座のウルナ』/戦場の殺し合い。計略により追い詰められる側となると、この感情の見えない異形はより恐ろ…

コミックビーム2016年11月号

表紙絵はイムリ、アオリは「戦う理由が、ここにある。」カッコいいのう。この手前の小物が、これこそが敵の象徴であるというね。 ●三宅乱丈『イムリ』/終盤の展開に思わず変な声出た。この対立はやりきれないよなあ。デュルクの不安が現実のものに、という…

コミックビーム2016年10月号

※先月号です。 月刊コミックビームの公式ツイッターはじめました! 温かいフォロー&リツイートをお願いします。そして、コミックビーム10月号は本日発売です! 表紙&巻頭カラー:田辺剛×H.P.ラヴクラフト『狂気の山脈にて』桜玉吉最新読切も掲載! URL20…

コミックビーム2016年9月号

『ママゴト』ドラマ放送直前ということで、作者と演出・中田秀夫の対談掲載。これまでに十数本の映像化企画があったものの実現せず、という編集部コメントが重い。 ●松田洋子『大人スキップ』/新連載。また強烈に重い主人公設定だ。生き直し、にしてもここ…

コミックビーム2016年8月号

●須藤真澄『どこか遠くの話をしよう』/新連載。物に触れることで、その声を聞くことのできる少女。このファンタジー設定を、構成と日常描写で読ませて楽しませて理解させる巧さよ。伝えるという行為が一つテーマなのかな。個人的に好きな『ナナカド町綺譚』…

コミックビーム2016年7月号

●あさのあつこ・志村貴子『バッテリー』/新連載。キャラクター原案による漫画化。志村絵で映像然としたマンガ、というのも不思議な感覚。 ●山田参助『あれよ星屑』/こういう食環境の後にあってのンマ〜イ(まんが道)、ということかもしれんが。男女三組、か…

コミックビーム2016年6月号

●羽生生純『恋と問』/新連載。『恋の門』続編、なのであるが描写から推察するに、前作の主人公二人は別れていてその子供二人が主人公の模様、えー。初回はまだオマージュ色の方が濃いか。作品ごとに、その構造もふくめたテーマを掲げる作家性ではありますが…

月刊コミックビーム2016年5月号

表紙は『地底旅行』、アオリは「“物語”の地平を、切り拓く。」先月号表紙『銃座のウルナ』のアオリ「辺境に、立つ。」から続いているような。ニューカマー勢。 ●ジュール・ヴェルヌ・倉薗紀彦『地底旅行』/表紙&巻頭カラー。カラーページで小物類描写と、…