- 創刊50周年記念号。連載全作品折りたたみ表紙、キャラにクラッカー持たせてる作家二人がどちらも指をちゃんと描けてないあたりがチャンピオンクオリティというか(おい)。
- カラー色紙寄稿&アンケート回答作家:阿部共実、荒達哉、安部真弘、石井いさみ、石黒正数、板垣恵介、板垣巴留、いづみかつき、内山亜紀、おおひなたごう、小沢としお、掛丸翔、鴨川つばめ、きくち正太、木村知夫、キャットタンク鈴原、牛次郎&神矢みのる、車田正美、古谷野孝雄、西条真二、桜井のりお、佐藤健太郎、施川ユウキ、触媒ヒロオミ、鈴木リュータ、瀬口忍、瀬口たかひろ、曽田正人、高橋葉介、立原あゆみ、田畑由秋&余湖裕輝、手代木史織、とり・みき、中村勇志、西修、ニャロメロン、能田達規、灰谷音屋、灰刃ねむみ、馬場民雄、浜岡賢次、緋采俊樹、樋田和彦、平川哲弘、古田朋大、細川雅巳、細馬信一、盆ノ木至、増田英二、松山せいじ、村岡ユウ、望月あきら、松島幸太朗、山上たつひこ、山口貴由、やまさき拓味、夢枕獏&藤田勇利亜、吉森みき男、米原秀幸、渡辺航。/とり・みきの色紙はネタになっているのがさすが。アンケートの熱量の差はまあしかたない。
- カラー色紙寄稿のみ:つのだじろう、永井豪、森高夕次(松島幸太朗と共同でサインのみ)、諸星大二郎。/水島新司は別企画として過去の連載作品へコメント。
- アンケート回答のみ:七三太朗、川三番地、萩尾望都、村生ミオ。
- 表紙登場回数ランキング、1回差で『本気!』よりイカ娘が上ってのがなんだかな。
●水島新司『ドカベン』/リバイバル掲載。カラーページ&二色カラーも再現。赤色のかもし出す灼熱よ。この語りで十分だったということは、それだけ野球が当時の認識としては共通の芸能だったってことなんだよなあ。あと、二色ふくめてフルカラー21ページ描いた次の回は8ページで、そういう調整も許されていたのかと。
チャンピオン今週号、ドカベンの二色刷りで思い出した記事。約5年半前か。編集長インタビューでも紙の取り寄せからおこなった旨、言及されているが。https://t.co/7VB0Ua1krj
— 原原カカリヤ (@genbarakakariya) 2019年7月18日
●渡辺航『弱虫ペダル』/ケイデンスふくめ、問われる身体能力はどの程度異なるものなんだろうか。
●板垣恵介『グラップラー刃牙』/セルフリメイク後編。物語における初戦のディティールを全部すっ飛ばしちゃうのか…。どちらかといえばパロディに近い試みだったのでは。
●夢枕獏(原案:板垣恵介、挿絵:藤田勇利亜)『ゆうえんち-バキ外伝-』/いきなりご対面かよ。さすがにここで共闘展開はないと思うが。
●浜岡賢次『あっぱれ!浦安鉄筋家族』/50周年あわせで長州力ネタ、って長州の引退は45年目なんだけども。背景にこまわり君。
●板垣巴留『BEASTARS』/異種婚がリスクと認識されているのなら、逆に純血種は。歪んでいるが、競走馬の扱いみたいなもんかねえ。それでも好きだと口に出せるのはいいことだろうけど。ハリガネの方の恋バナが、悪い意味でいかにも男性目線って感じなのがどうにもキツくて。
●中村勇志『六道の悪女たち』/これ、雷乃同様に椰子谷にはもう六道の術が効いてないってこと?
●村岡ユウ『もういっぽん!』/受け継がれる意志。いい仲間だ。
●荒達哉『ハリガネサービスACE』/いっしょにチアガールごっこした仲なのに…(本当なんだったんだろうなアレ)。
●灰刃ねむみ『足芸少女こむらさん』/別にポールダンス自体はエロくくりじゃないと思うが。足じゃなくてレオタード押しだな今回。
●佐藤健太郎『魔法少女サイト』/なるほど、自分だけを不幸にしてステッキを集中させると。残り2回。
●桜井のりお『ロロッロ!』/ゲロに出血、ネタの幅が広がるな!
●掛丸翔『ナミダドライブ』/読み切り。本作も卓球。この主人公像はどうなんだ、とも思うが、前連載も読み切りの時点では全然ピンときてなかったんだよな、俺。(連載は面白かった。)卓球描写ふくめ、ケレンは上手い。
●盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』/投票により選ばれた「94回死ぬ」回。まあなんだ、課題ギャグだからと言って、そうそうとり・みきや唐沢なをきや上野顕太郎のレベルを期待してはいけない(戒め)。あと靴下さん再登場。
●中内祥吾『仁義なきアイドル』/読み切り。ヤクザに売り出されるアイドルという構図がギャグとして成立するかというと、ねえ。ライブシーンの手書き歌詞は、プリミティブ感ある表現でちょっと好き。
【アイドルマスター】「おんなの道は星の道」(歌:村上巴)
●石黒正数『木曜日のフルット』/表現や倫理というものは不可逆的に“進化”するわけじゃないんだよな、別に。